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なごみの湖ライトエリア

どうもえだです。
エリアトラウトの沼に沈んでます。
これは醒井に沈みそうな僕です。

noteを書いた理由

理由は大きく2つあります。

まずは言語化の練習です。
よく友釣りさせてもらう仲間内では釣りを言語化する方が多いです。
自分も言語化が好きですし、結果としてそういう人たちと釣りしがちになってます。


トーナメント思考にはなりますが、言葉で教えてくれる人たちは基本的に強い方が多いです。
これは単純に「強くないと説明ができないから」だと考えています。
釣り場、タックルセッティング、ルアー選択、フックセッティングなどの説明は理解していないとできません。
逆に説明できるということは、その人の中で納得のいく使い方があり、理解した範疇で最大限の効果を引き出せていることになります。
そこまでやっている人たちは総じて釣りの試行回数も多く、成功体験も多いわけですからルアー選択や巻きの精度も高くなっていきます。


また自分1人の偏った経験では、頭でっかちで間違ったことばかりを言っていることになってしまいます。
常になんもわからんのスタンスで言語化し、仲間と共有することで釣り方やセッティング、試合運びの判断など少しでも修正していくことに意味があると思います。
集合知大事!
僕もそのような人たちに少しでも追いつくために言語化の練習をしているというわけです。

2つ目になごみの湖が休業となったためです。
5/31をもって大変お世話になったなごみの湖湯船森林公園フィッシングエリア管理人の方たちが退職されました。
今後営業再開の話もあるようですが、僕の知るなごみの湖ライトエリア(後述します)はもう無いと思い、記録の意味も込めて書くことにしました。
色んな方と共有した釣りや、その釣り場特有の釣り方や情報を文章に残る形で公開するのは気が引けます。
しかし、もう同じ状態で釣りすることのできない釣り場での自分の釣りであれば書いても問題ないと考えたためです。

なごみの湖ライトエリアとは

書いた理由だけで700文字
さっさと本題行きます。
概要に関しては知り合いの方のブログが詳しく書いてます。


私の中でなごみの湖ライトエリアは大まかに下のような部分を特徴と捉えていました。
・水質がクリア
魚、ルアーともに動きを確認できる。
新しく買ったものやフックセッティングなどすぐに試せる。
・ボトムは砂地
根掛かりが少なく、ボトム系のアクションを行うと砂煙が適度に起きる。これは魚の反応もよく操作系が苦手な僕は必死に練習していました。
さらにサイトできるため、普段イメージしにくい沖のボトムのイメージを染み付かせることができました。
・浅いところが多い
浅いレンジは悪いことだけではありません。
そのレンジの中にしっかりとフッキングまで持っていける釣れるレンジが存在し、自分の精度の低さを痛感できます(楽しめる人向け)
・対岸に釣り人が入れない(下池)
下池は対岸に釣座がなく、釣っていくとプレッシャーから沖に良い魚が逃げていき、狭いポンドではありますが、沖の魚を意識して釣りする練習ができました。また対岸の滝から流れがある時とない時があり、それがまたその日の釣り方をシャッフルしてくれる良い要素になっていました。
・放流魚使い回し無し(大会でよく使用される魚)
このご時世、餌も高く魚自体が高くなっているため、何度も放流するようなエリアで放流魚を使い回すのは当然の流れです。
実際釣れますし、楽しく放流狩りを行えますが、大会で使用される放流魚はほとんどの場所でスプーンを一度も見たことがない魚だと思います。
この差を感じることは少なからずあり、同じエリアでも放流量やリサイクル魚かどうかでバイトの出方や追う距離が露骨に変わります。
なるべくフレッシュな魚の釣りを練習したいなと思い通っていました。
このフレッシュさには実際のポンドとストックが全く同じ水を使用していたのも大きいかと思います。(実質常に前日放流状態)
・何人いようが放流量は毎回変わらない
先述した通り、放流量によって放流活性の落ち方の曲線(&釣り方)は変わっていきます。
例えば醒井名人戦における12000匹放流の時と最近の8000匹放流では活性の残り方が違います。
参加人数は変わらないため、単純にそれぞれの匹数÷人数で考えると当然かと思います。
そのため1人で長く刻んで練習できる時もあれば、複数人で魚の取り合いが起こり、大会でありがちな放流の活性が曲線を描いて早く落ちるのを体感することもできました。

(身内開催の大会は特に顕著、一気に落ちた後はミノーも取り切りボトム戦となりました。)

このような特徴は今後なごみの湖が復活したとしても管理人が変わってしまうため、どのように改善されたとしても同じようになるとは思えません。

放流からの流れ

散々、大会だの放流だの行ってきた割に何使ってるか教えろやってとこやと思います。
大したことしてません。
使ってるルアーもカラーもその時試したいものばっかりで、法則性がある時の方が少なかったです。
しかしここの放流で学んだことは多く、間違いなく自分の中の放流狩りの大部分を形成したと思っています。

初手ドーナ2.5g

わからない場所の放流狩りは最初にドーナ2.5gを投げることが多いです。
よく色んな人にドナ2(ドーナ2g)じゃないの?と聞かれますが2.5を使用しています。
これは一言で言えば「好きだから」になるのですが、言語化すると言ってしまった以上理由をつけます。、
1番気に入っている部分はスピード幅がかなり広いところにあります。
僕は放流が得意とは言えません。みんながよくいうスピードを合わせながらスプーンをローテーションをしつつウェイトを落とすのが人より苦手です。
その代わりこのドーナ2.5のスピード幅を活かして、どんどん落ちていくスピードに合わせていくことが多いです。
またドーナ特有の振りは魚の追い方を見れば今日は違うという判断がしやすく、次のスプーンにもその情報を引き継ぎやすいため、僕の中での重要なファーストとなっています。

セカンド以降

ドーナ2.5でいけるとこまで擦るわけですが、釣れてしまっている以上、一般的に聞くセカンドの場所までやりきっていることが多いです。
釣れていない時は素直によく聞くセカンド系を投げているわけですが、使用頻度が他の人よりはさがっているためあまり参考にしないでください。

このセカンドのあたりで動き方と色の傾向を見ていきます。
ドーナが効いていれば、ノア1.5のような暴れる動きに繋いでいき、逆に露骨なバイトミスが見られればノア1.8やバンナ1.7のようなスプーンに変え綺麗に巻いてきます。
色の傾向は金残しや銀系、明滅、蛍光は入っていて良いのか、はたまたピンクなのか…
大雑把にローテーションし、消去法を行っていきます。
しかし、活性が下がるにつれて選択肢から消した色が釣れ出したりするため、決めつけ過ぎずに周りの人が釣れてるものを見たり、たまに戻してみます。(自分を過信しない)

1.0g前後

ファーストを引っ張っている時や、プレッシャーが高くすぐ落ちるような時は、ローテーションをすぐここに落とすことも多いです。

グランデ1.0やフォルテ09、リクーゼ1.0、サーヴァント1.1などが候補になります。
ここら辺のウェイトはとても好きで、カラーローテも引き延ばしてしまいがちです。
カラーの再確認や細かく詰めていく認識が強いのはここら辺です。

アンダー1g(マイクロ)

その日の好きそうな動きにもよりますが、bf07でサラッ引いてきたり、サーヴァント07で気持ち早めの巻き、ノアL07で飛距離稼いでマイクロの魚を探します。
その先は別口の魚を探してアキュ09で中層より下目を意識した釣りをしてみます。
その後m2の06で反応を見ながらさらに軽くm2やノアLの04あたりで様子を見ます。

この辺りでスプーンに見切りをつけ始めるのですが、まだスプーンを引っ張る時はシャースfeやbf05の釣りも展開します。

スプーン全般に言えますが、だんだんレンジを落としたり、戻したりして擦ってます。
やりすぎは禁物のため、何か自分の中で基準を作って見切りは早めに!

クランク

なごみの場合、もし1人でいればここまでで終わりまで通しきれてしまいます。
しかし複数人での釣行などでは取り合いが発生し、クランク展開にもなります。

ちびパニsrでささっと上目
レンジを入れ込んでもう少し遅めにちびパニdr
モカdrfで浮力を押し付けるように遅く引く
などはよく練習していました。

操作系(ボトムトップミノー)


さらにテンポよく釣るにはこの後の操作系がとても楽しかったです。
ボトムトップミノーになるのですが、ここら辺は苦手意識が強いので最低限しか書けません。


ボトム
上述ですが、特に砂地でクリアポンドななごみはボトムがサイトできるためとても面白いです。
シャインライド早めの巻きや、小さめのメタルバイブ、bスパークなどでささっと数を重ねられます。

トップ
時期によって虫がよく飛ぶのでトップは効きます。
ただ餌が撒かれているようなポンドの出方ではなく、ロングポーズで食ってくる魚を丁寧に取っていくイメージです。
あまり深く考えず、デカミッツを使ってました。

ミノー
ミノーは言わずもがな効きます。
特にミノーをやってる人が入っていない期間が続くと入れ食い状態が続きました。
他の釣り場と違うところで言うと、浅い上に柔らかい砂地のためミノーが刺さって動かなくなります。
そのため基本的に浮上短めでの運用になるのですが、入力が強すぎると露骨に魚が散ってプレッシャーもかかり口を使わなくなるため一長一短のイメージではありました。

1日長く釣りたいと思い最後の方にgjやザッガーを出していました。

まとめ

この放流の流れは、自分の中でこの規模のポンドの軸になりました。
ここからご当地カラーを足したり、大会で放流魚を追うための強めカラーを押して行ったり、周りの上手い人たちの釣りを見て味付けを変えることが多かったです。
こんなにだらだらと長文書いたにも関わらず、この放流をもう一度体感することは叶いません。
半休でさらっと練習できたり、放流だけ短時間練習できる場所が近場になくなってしまったのは悲しいです。
しかし、営業中は釣座も少なくプレッシャーのかかりやすいなごみに人が多くくるのが嫌であまり大きく言わなかったのは事実です。
今更悔いても遅いですが、自分の中での最大限の謝罪の意味も込めて書きました。
今後の方向性はわからないが、同じような釣り場として復活した際は多くの人に来てもらえる管理釣り場になってほしいと願います。
長文失礼しました。

余談

エリアトラウトの記事ってブログが多いんですが、僕はnoteで書いてみました。
深い理由はないのですが、カードゲーム(遊戯王.ポケモンカード)を長いことやってきた中で、大会の情報や言語化された記事をよく見るのかnoteでした。
広告の収益を得るブログと違い、noteでは書き手本人がここからは有料級の情報と思ったところを設定して直接お金を得るシステムです。
それにお金を払うのはたくさんの経験(時間)をお金で買うようなイメージであまり抵抗がありませんでした。

しかし釣りの世界では、情報を売るための専属の雑誌がある上に、プロも存在する為なかなか日の目を浴びないだろうなと感じています。

個人的に広告が嫌いなのと、こっちのほうが書きやすいし見やすかっただけなのですが、コーヒーマッチ1回分やしな!みたいな感じで気軽に有料記事が書けるように変わっていったらなと思います。

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