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好きな人を発見 上野から谷根千

知らない人だったので、そっと入りましたが、いい人に出会いました。
名前は、後ほど。

悪くはないけど、テンションが上がらないのは、川がないからか、「綺麗だね」と言える相手がいないからか。
まずは、東京都美術館。今回の企画展「印象派の広がり」が目的です。
上野は、美術館など「館」が多い。1日では、見切れない。

モネがありました。この絵を、はじめに目をつけたのは、アメリカ人だったそうです。いろんな国の人が、パリで学び、そして母国で印象派の技法を広げて行ったそうです。
気に入ったのは、この二つ。アメリカ人の作家。

寛永寺に行こうとしたら、芸大の美術館でも浮世絵の展示があったので、入ってしまいました。でも、ちょっと私には合わなかった。唯一これだけ印象に残りました。

作者は鳥橋斎栄里(ちょうきょうさいえいり)知らなかった人です。

疲れたのでご飯食べようとして、精養軒に行ったらものすごい長蛇の列。土曜日にきてはいけない。平日にこよう。諦めて、寛永寺に向かう。


悪くはないけど、大寺院だったはずだけど、これだけ?
調べたら、戊辰戦争に時、戦場となり大部分が消失。伽藍は、上野公園の各所に点在。そいえば、公園南の舞台も寛永寺関連だった。

谷中霊園の桜、谷中銀座、根津神社を見ざして、とぼとぼ歩く。

この後、見つけました。 
朝倉彫塑館。
館自体が素晴らしいし、もちろん作品も素晴らしい。じっと眺めていたいと思いました。

建てたのは朝倉文夫氏。作家本人。アトリエと住居とも素晴らしい。
見とれたのは、この作品。
「墓守」と題された作品からは、この人の生命を感じます。

もう一度訪れたい場所が、増えました。
           「春風に 彫塑の翁 動き出す」


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