【tableau】数値の累計を表してみよう

こんにちは!五月山です。

今回は、Ord1のQ9で使う技を紹介します。
質問はシンプルですが、今後も頻繁に使う技もいくつか入っています。

質問に対して、データソースにあるカテゴリは「家具・家電・事務用品」だったので、このうちの「家具」と「家電」のみで比較したいということと、
「累計」
「何年何月」
のあたりがポイントですね。

まずは、「年月」から入れてみましょう。

項目名は「オーダー日」ですが、構わず入れます。
この時、右クリックを押しながら、列シェルフにドラッグアンドドロップです。

ドロップすると、この画面が出てきます。「月/年」という項目がありますね!tableau素晴らしい。迷わずこれを選択します。

年月が入ったら、今度は数量を行シェルフに入れます。

各年月の数量が入りました。が、累計なのに上がり下がりのあるグラフ…というのはおかしいですよね。累計なので、減るってことはないはずです。
そうです。これは「各年月の合計」なので、累計にはなっていません。
では、これを累計にしていきましょう。

数量のピルをクリックし、「簡易表計算」から「累計」を選択します。

はい、累計になりました!右肩上がりの棒グラフです。

問題は、「家具と家電に差が出始める年月を知りたい」なので、
今はカテゴリごとの累計が分からないので、カテゴリを入れてあげます。
どこに入れるかですが、シェルフに入れるとこんな風になります。

うーん。これだと、差が開き始めるのがいつなのかわかりませんね。
こういう場合は、マークの「色」に入れてあげます。

すると、こんな感じで3つの線の比較がしやすくなりました!

ただこのグラフ、「事務用品」は比較の対象になっていないことと、
「事務用品」があることで、軸の目盛りの最大値が大きくなり、結果「家具」「家電」の差が分かりにくくなっています。

なので、「事務用品」は見せないようにしてみましょう。
どうするかというのもtableauは簡単です。

凡例にある「事務用品」を右クリックすると、「除外」が出てきますので、
「事務用品」を除外してあげます。

すると、下記のようなグラフが出来上がりました。
最大値も小さくなり、グラフの開きがより分かりやすくなりました。

いかがでしたでしょうか。
「除外」は、簡単にグラフから不要なデータを抜くのによく使う技です。
Ord1は基礎として今後よく使う技ばかりなので、しっかり身に着けていきたいですね。

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