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自己紹介が得意すぎて苦手っていう自己紹介をします。

はじめまして。理非道(りびどー)と名乗ります。
(まだ)20代のゆとり世代の男性です。
完全に気まぐれで、昔から書くことは嫌いじゃないからなんとなく始めたnoteですが、やっぱり自己紹介ってしなくちゃいけないんですね。

学生時代、自己紹介が大好きでした。
もとより内向的な性格で、コミュニケーションが苦手なくせに、一方で自分の世界ってものは広がり続けて、伝えたいことだけは山ほどありました。

誰しも経験のある、あのクラスで最初に教壇に立って自己紹介って時間はそんな自分にとって自分をさらけ出せる絶好の機会でした。

「どんな自己紹介なら興味を引くだろう」
「どんな自己紹介なら面白いと思ってもらえるだろう」

その時期になれば、頭の中は自己紹介の時に話す内容でいっぱいです。
そして教壇に立てば、心臓をバクバクさせながら半ば早口で、頭の中にあったことを一言一句逃さずに捲し立てます。

確かに目立ちます。クラスの中でかなりな興味を引きます。
でも、想像してみてください。いや、するまでもないんですけど、ちょっと気持ち悪いんです。

自分を前に出すって、良いことだとは思うんですけど「私を見て!」ってのが強すぎると、ちょっと痛いんですね。私は典型的なそれです。

「⚪︎⚪︎です…趣味は音楽鑑賞…あとは特にないです。よろしくお願いします」ってのもちょっと違う気がしますが時間取らないだけこっちのほうがマシです。

あの時の私に足りなかったモノはたぶん「聞いてもらう」という姿勢です。好きな物はたくさんありました。けれど、それを事細かに並べるだけじゃ駄目で出来るだけ情報を絞って簡潔に伝える。

「どうしたら面白いと思ってもらえるだろう」と考える姿勢は立派ですが、その中で「聞いてもらうんだから出来るだけ簡潔にしよう」という考えも取り入れなくてはなりません。

ですからこの自己紹介も簡潔にしなくてはいけないのにここまで自己紹介もロクにしていないのに800文字近い無駄な文字数を使っています。まるで成長していませんね。

今ではすっかり自己紹介も苦手意識があり、そういう場では「どうやったら自分を出しすぎないように出来るか」なんてことを考えています。
正直かなりしんどいです。

しかし、翻ってこのnoteでは自分の伝えたいことを鬱陶しいくらいに投稿していきます。
机の上で頬杖つきながら、ちょっと変な人間の過剰な自己アピールを聞き流すような感覚で見てもらえれば幸いです。



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