毎日それをやることの重要性

最近私はダンスをやるようになってきている。そのところで最近感じていることを書いてみようと思う。

私はプログラマでありエンジニアである。私は新しいことをやるとか毎日違ったことをやるのが基本的に好きだし、どんどん次々にやることを変えていくのが好きだ。それによりいろんなことを知ったり視野を広げたりするのが好きである。

ただ、いろいろやるには時間が足りない。浅い理解では済ましたくないのである。だから、基本的にやるときは一つのことに短期集中してやる。一気に片づけるのだ。その間は他のことは一切しないで、ずっと集中する。

集中が切れたら他のことをやる。そしたら他の事で集中する。2~3つぐらい別の何かに集中したら戻ってくる。そのような感じで、いろんなことをやっていた。

だから短期に詰め込むのが好きなんだ。1週間で10時間それに費やすとしたら、1日10時間費やす。1週間で、1~2時間に分けてやることはない。つまり一夜漬けタイプなのだ。

だから、ずっと同じことをやることは何か、良いことがあるのか?と思っていたが、この2~3年、運動を始めて、ダンスを始めて思ったことがある。

ダンスは「毎日」続けなければ意味がないということだ。

知識というのは、2~3日放置しても消えない。しかしながら、「体」が覚えるためには毎日やらないと、すぐになくなってしまうのだ。そしてここが重要なのが、一度にたくさんのステップを覚えるよりも、一つのステップを沢山やることが大事なのだ。そうすると体が「慣れて」くれる。知識は覚えれば終わりだが、体は「覚え」たら終わりではない。「慣れる」というのが大事なのだ。慣れていったら次のステップを覚えて、慣れていく。そして一度「慣れ」たらできるようになるのだ。

身体を思いどうりに動かすのは案外大変なのだ。正直、自分の体は自分で制御できると思い込んでいた。だから、ビデオの真似、お手本の真似をすればいいと思っていたが、それは難しいことだ。考えてみれば当然のことなのだが。

毎日続けていくことによって、筋肉がついたり、体の可動域が増えたりする。それはあるとは思う。でもそういうこと以上に、私にとっては、毎日同じこと繰り返しやることに対する、意義みたいなのが見えてきたのは良かったことだ。

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