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STAY(home)TUNED全曲解説第2回・表 『クローン×クローン』

ついに我々の新作STAY(home)TUNEDがデジタルリリースされた。いやぁ、めでたい。そして、実に長かった。(詳細はhttps://note.com/nobitter_sun/n/n56fdee092efeを参照)
そんな血と汗と涙の結晶たちを1曲ずつ解説していくよ。本日は2曲目『クローン×クローン』(表・裏と2パターンの解説を用意。表は歌詞のことや誕生の経緯など、楽器をやっていない人たちにも分かる内容を。裏はサウンドの方に特化した内容にする予定なので楽器わからん!!って人は読み飛ばしてくれてもOK!)それではスタート。まずは歌詞を。


クローン×クローン
作詞/作曲 正田やすし 編曲 ノービター

あの人とそっくりなクセだった
お箸の持ち方がヘンだったから
それを見て懐かしいって
何回も何回も
もう居ないあの人を そう
何回も何回も
重ね合わせた

重ねられちゃって
とっても不機嫌そう
こっちがホンモノ
そんな顔してるね
そもそもさ ホンモノって一体
なんだろう なんだろう
じゃあ 僕自身はホンモノなのかな
どうだろう どうだろう
重ねないでよ

みんなのっぺらぼう
みんなのっぺらぼう

君は誰?僕って何?
さぁ?なんだろうなんだろう
誰がそれ決めてるの?
さぁ?誰だろう誰だろう
僕がここで息をしている
それだけじゃダメか?

僕だってさ
もしかしたら誰かのニセモノ
君だってさ
もしかしたら誰かのホンモノ

君は誰?僕って何?
さぁ?なんだろうなんだろう
誰がそれ決めてるの?
さぁ?カミサマホトケサマ?
君は誰?僕って何?
さぁ?なんだろうなんだろう
握り方が変でも箸で
食べちゃおう 食べちゃおう

僕がここで息をしてる
それだけは確か
神も仏もいない
僕が決める僕だ
君が決める君だ
そうだろう?
それこそ「本物」だ


やぁ、僕です。あなたはだぁれ?

この楽曲のCメロの

「僕だってさ
もしかしたら誰かのニセモノ
君だってさ
もしかしたら誰かのホンモノ」

ここにこの曲の大半が詰まっている。
そして、楽曲中一番大事なメッセージを自分でなくえなり♀に歌ってもらっても楽曲が成立するのは、他ならぬ「音楽的信頼」というやつ。信じてんぜ音色オーマイベーイベ〜(cv.KREVA)


九龍ジェネリックロマンスという作品

以前『おじさまと猫』という漫画に感銘を受けて制作した我々の楽曲『1+1=3』。それと同じくらい感銘を受けた漫画『九龍ジェネリックロマンス』。はい、曲にしちゃいました笑 ただ『1+1=3』と大きく違う点は『クローン×クローン』の歌詞は、まるまる原作に沿っているわけではないんだよね。原作を読んで、俺が思ったことというか。なので、原作を知らない人が聴いても楽しんでもらえると思う。
細かく追っていくと「あ、前半の変な握り方ってのは握り箸してたんだなぁ」とかとか。原作にないシチュエーションがモリモリ。

銅鑼

正田「神様仏様感のあるサウンド、なんかない?」
えなり♀「銅鑼とかよくね?」
正田「それだ!!!」

ということで、銅鑼が登場。ド派手!

超高音

男声にしてはとっても高いhiC#なんて音が出てくる。女の人の音域と言ってもいいと思うんだ。正田、よく頑張った。この曲はノービター史上1番高音を使った曲になりましたとさ。


3人とも

俺も、えなり♀も、スタッフも。全員がこのアルバムの中でクローン×クローンが1番のお気に入り。全員の意見が一致するのは、かなりレア。つまり、それほどまでに、良い(常に自分で言っていくスタイル)

今回のミニアルバムは全ての楽曲で「何かしらの初チャレンジをする」と決めていて。今日話した中では、銅鑼の起用。それと、高音の連発。これら、ノービターでは初挑戦なり。

こんな感じで全曲解説していくよ。明日は全曲解説第2回・裏です、よろしく。まだ音源をチェックしていない人はこちらからどうぞ↓↓↓

https://linkco.re/1GHV3p5b

それではまた明日、お会いしましょう!


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