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ポメラデビューその2 〜使い方を模索して〜

前回の記事「ポメラデビュー」でポメラを購入したいきさつを話した。今回はその続編として自分なりの使い方を話していくことにする。これまで思いついたことを書き残そうと紙に向かってもペンが進まずそのまま手つかずになっていることが多かった。打開策としてipadの手書きアプリなどを使ってみたが思うようにいかなかった。ipadのようなデバイスはインターネットやメールなど様々な便利な機能を持っている。その誘惑にかられつい書くことが疎かになりネットでの検索やメールチェックなど重要なところに心が向かないことがあった。加えて手書きの場合は正しい漢字を書くのに集中しやがてそれが面倒になりペンを置いてしまうなどといったことがしばしばだった。しかしポメラを使うようになって少しずつだが状況が変わったような気がする。書きたいことがあったときすぐにポメラを開いて書き始めるようになった。
本題の使い方だが今まで約2ヶ月間使った中でポメラをメモ帳のように使ったり、関わっている団体の活動記録を書いたり、オンライン研修の講師のコメントをメモしたりしてみた。もちろんnoteの記事の下書きもポメラでするようになった。これまでと違って書きたいことがすぐにキーボードに反映されるようになったので気がつくと「こんな字数の原稿を書いていたのか!」と驚くこともある。普段職場での会議などの議事録作りも多年にわたりパソコンでその場でやってきていたので手書きよりキーボードで入力するのが早くなったこともポメラを使うようになった要因の一つでもある。ポメラを使い始めた頃は細かなレイアウトが出来ないことに戸惑うこともあったが本来のポメラのコンセプトを考えるとレイアウトなどは考えることではないことに気がついた。ただ単にテキストを入力するだけのガジェットであるのでフォントの色も強調などもなくていいのだ。
今後もnoteには記事を書くつもりだし語学の初心者向けのテキスト(解説書)も作りたいと思っている。まだまだ使い方はあるだろうが少なくともこれまでの自分では考えられないほど文章を書くようになった。いや、書きたいという衝動に駆られることが多くなった。知識はインプットだけではなくアウトプットも大切だという記事を読んだことがあるがそれが今までの手書きでやろうとしていたときは苦手意識が働きうまくいかなかったがポメラを購入してからはそれが少しなくなったような気がする。そんな意味でポメラは決して使いにくいガジェットではなく誰でも気軽に使えるガジェットであると思う。但し、細かい機能面ではファイルごとの書式の設定(縦書き設定にするとすべてのファイルが縦書きになる。=メーカーに問い合わせたところ現状ではそれが仕様であるとのことだった。)また、論文などの下書きをする人も多く使うことから外国語での入力にも対応できるといいと思うがファームウエアなどでの更新では無理かもしれない。この点については前回の記事でも書いたように自分でルールを作り編集の段階で修正する方法が今のところ自分としてはベストではないかと感じる。

と、とりとめもないことを書いているうちに文字数も千字をこえた。物を書く人にとっては少ない数字かもしれないが自分にとっては大変な進歩である。やはりポメラを購入してよかったと今のところは思っている。

ネットなどを見るとポメラユーザーは自らを「ポメラニアン」と呼ぶようだが自分はこの呼び方に少し違和感がある。それは「ポメラニアン」は犬の種類の呼称であるからだ。そこで自分なりの呼び方を考えてみた「ポメラー」もしくは「ポメリスト」である。前者はかつての女性アイドルの呼び方みたいでいまいちな気もするが今のところこの二つが候補である。「ポメリスト」についてはピアニストやバイオリニスト、ジャーナリストなど男女問わず使えるので今のところ自分的には少し優位度が高い。いずれにしてもこれからもポメラのいろいろな使い方を模索しつつアウトプットを続けていこうと思う。
#ポメラ #キングジム #ポメラニアン


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