見出し画像

パラサイト

あまり大きな声では言えないが、実は寄生虫が好きだ。1990年代の寄生虫本ブームでは何冊も買ったし(当時はインターネットはまだそこまで一般的ではなかった)、目黒寄生虫館には3回くらい行って、寄生虫Tシャツを2枚持っている。寄生虫発育段階のいろんな名前は何度トライしても覚えられないのだけど、生き物の体内と外界をぐるっと回っていくスケールの大きさと控えめに寄生するスケールの小ささのギャップが面白い。

ただ、寄生虫はもれなく好きってわけではなくて、外部寄生虫であるダニ、ノミ、シラミ、ハエなどは大嫌い。ポイントは足の数だ。私が好きな生き物の足の数はゼロから4まで。なので、タイノエとかも存在自体は大変興味深いのだけど、見た目があれなので愛せない。あと、ハエは寄生虫ではない、って思った方は、ウマバエとかウシバエとかヒトヒフバエとかを検索してギョエ~、ってなって下さい。

ここ10年くらいでイモムシは好きになったけど、外部寄生虫の幼虫はやっぱりイヤ。あの子たち、イモムシじゃなくてウジだからかな。側から見たら全部キモチワルイ箱に入りますね。