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某検定の費用対効果

大騒ぎしながら受けて、合格証を無事ゲットした某検定。e-learningとテキストで勉強して検定を受けての総合的な感想など。

端的に言うと「ゴールドラッシュで一番儲けたのはツルハシ屋とデニム屋」という感じ。
e-learningの受講料は3万円弱。
教科書・問題集は3千円前後で3種類。
受検料は1万円。

受検は、都心の会場を借りたり、当日対応するスタッフの人件費等もあるから仕方ない。
紙の書籍も発行部数を考慮したら妥当な価格だろう。

でもe-learningは実際の試験よりはるかに難しくて範囲も広くて、最後まで終えるだけでも一苦労だった。それに、テキストの準備と録画と配信にかかる経費を回収するには、せいぜい150名も受講したら十分じゃないかな。アニメーションとか含まれてなかったし。
テキストも、電子書籍全般がそうだけど、紙と電子がほぼ同一価格ってどうなのかと。Amazonの取り分が大きいの?
この検定に合格したところで何がどうなるというのでもないところも含めて、ツルハシ屋さんに貢いじゃったな、と。e-learningと受検料は会社が出してくれたけど、教育経費だから無駄遣いして良いわけじゃない、と思う。

じゃあなんで受検したのさ、ってツッコミが入りそうですね。
正直に言う。自分でもなんで手を挙げたのか不明。出題範囲の一部が、自分の担当してたジャンルだったので、いける、って思っちゃったのだけど、受検までのハードルが見えてなかったのだろうなあ。e-learningを開く時間もなかなか取れなくて焦ったよ。
とか言いながら、来年度も別のツルハシ屋に貢ぐ予定。懲りないタイプなんです。「ちはやふる」のポカ作くん並みに。