見出し画像

【脚本】第9回盛岡劇場「劇団モリオカ市民」公演『盛岡バスセンターものがたり』内上演作品

第9回盛岡劇場「劇団モリオカ市民」公演(通称モリシミ)
『盛岡バスセンターものがたり』内で上演した作品の脚本を公開します。

公演チラシ

3部構成+OP、幕間、EDと盛りだくさんの内容だった今回の公演。
第1部の作品として上演していただいた僕の作品には、
『ハブになるバスのセンターの今と昔とこれからのお話(たち)』
という題をつけていました。

今回のモリシミでは、盛岡市民の方に寄稿していただいたエピソードをタネとして、盛岡市内で活動している各脚本家が作品を執筆し、それを同じく各演出家が上演する、というものでした。
脚本で参加するにあたって皆さんにお寄せいただいたエピソードに目を通したとき、「こんな素敵な思い出を共有してくださり、ありがとうございます!」と思いました。

自分は、残念ながら旧盛岡バスセンターには一度(しかも閉館のその日)しか足を踏み入れたことがなく、皆さんのエピソードを読みながらかつてのその建物に思いを馳せていました。

今回は執筆するにあたって
・寄稿していただいたエピソードを尊重すること
・参加者の皆さんが楽しく参加できること
・演出家さんが自由に発想できること
を重視して、書いていきました。

「自分で演出するならどうするかなあ」も分からないままに脚本をお渡しし、演出チームの皆さんを困らせてしまったと思うのですが、、
上演を見て、役者の皆さんの魅力が出るような演出になっていると思いました。ありがとうございました。

脚本の公開は、寄稿していただいた皆さんへの感謝を込めて、お送りします。
皆さんの「盛岡バスセンター」への思いを馳せていただけたら嬉しいです。
上演を見ていただいた方は違いも楽しんでいただけたら幸いです。

※人数は3人~ ※性別、年代不問
※上演時間全部やると35分程度でしょうか。

オマケにもう1シーン。
一番最初に書きあがったものの、上演では諸々の事情により組み込めなかった、大学生2人のシーンもあげておきます。

参加者の方からも、
「お気に入りのシーンだったので残念です」と、
「(練習の時に割り当たって緊張したので)なくなってホッとしました」
というお言葉をいただいていました。
(ちなみに僕も好きなシーンです。)

※脚本は都合上「男性」「女性」と表記していますが、性別を限定するという意図ではありません。

2016年9月30日の旧バスセンター

何に対してかはっきりと分かりませんが、今頭に浮かぶ言葉として。
ありがとうございました。

***

そして、今週末(3月8日~3月10日)には、
今度は北上市民劇場の上演があります!

第45回北上市民劇場
『未来圏への風』
北上市文化交流センター
さくらホール 小ホールにて

よろしければ、ご来場ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?