CheckPointを使う際にSDXL系かPony系を使うときの考え方
ChcekPointは、Stable diffusionのAI画像生成において、ベースとな絵のタイプ選となり、Civitaiに多数あります。
大まかに実写系かアニメ・イラスト系に分かれます。
そして、そのcheckPointには、Base modelというのがあります。
このBase modelにSDXL系とPony系があります。
画像の生成ベースは、1024×1024のサイズとなります。
2024年時点で平均的なレベルものがBase modelにSDXL系とPony系でその下にSD1.5系もありますが、512×512サイズの学習のため、画像が小さく、大きくすると破綻しやすいです。
Base modelのSDXL系とPony系について
SDXL系とPony系は、それぞれ特徴がありますが、大まかに分けると
SDXL系は、美麗なものができます。
Pony系は、美麗なものしっかり出ますが、紳士向けにSDXL系を調整したものです。
Base modelのSDXL系について
SDXL系として有名なのがAnimagineです。
AI画像を生成する際に作りたいキャラがいるときにLoRAを使いますが、あらかじめ決まったプロンプトを入れるとアニメキャラなどが生成されます。
LoRAなしでキャラが生成できるので非常にありがたいです。
Animagine用のキャラを生成した際に作品毎でいろいろ作成したい場合は、下記ワイルドカードを利用してもらえればと思います。
Animagineのキャラデータのプロンプトは下記から確認できます。
紳士向けではなく、しっかり綺麗なキャラで試したい方向けです。
結構美麗なイラストが出やすいので、非常に面白いです。
ただ紳士向けをしたい方は、Pony系がベストです。
Base modelにPony系について
Pony系モデルの元祖がPony Diffusionです。
このモデルを作った人天才です。
Pony(暴れ馬)で、紳士向けが圧倒的に強いです。
普通に生成しても紳士向けが出ます。
最近のいろいろ調べた際に分かったのが、やはり紳士向けの人気が非常に高いです。
その影響で、SDXLのLoRAより、Pony系の方がLoRAが多いです。
LoRAが多いと作りたいキャラクターが実現しやすいです。
ネックとしてプロンプトに癖があり、最初に作った人のほとんどが「え?」というのが出やすいです。
下記である程度ベースで記載できる内容を記載しています。
Pony系はデフォルトが紳士向け
Pony系は、紳士向けの調整がされているので、普通のを出そうしても紳士向けのが出るのが少しデメリットです。
そのため、紳士向けの物を出さないためには、下記タグが必須になります。
rating_safe
上記指定することで紳士向けを圧倒的に抑えることができます。
Pony系のCheckPointは、デフォルトが紳士向けで「rating_safe」なしだとでデフォルトの紳士向けと見なされ、紳士モードのものが描かれた画像が出現する可能性があります。
今回のまとめして、普通に使うのがSDXL系のもので、紳士向けをするならPony系がベストで、キャラのLoRAの数も豊富なので、上記タグで普通系と紳士向けのものを使い分けて使ったりでもいいかと思います。
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