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"北野日奈子推し"としての私が新曲『アナスターシャ』を聞き感じたこと


 先日、SHOWROOMで配信された幻の2期生ライブで解禁され、乃木坂46 25thシングルに収録される『アナスターシャ』。現在(2020/03/09)、YoutubeにてMVが公開されています。

 

 初見で直感的に感じた、私の気持ちを綴ります。

 主に、
 歌詞で響いた部分、
 想いとリンクした部分、
 についてになると思います。


 歌詞やMVの考察、正しい解釈ではないことをご了承ください。個人的見解をガッツリ含みます。初見の印象、断片的な記憶によるものです。


* * *


北野日奈子という存在


 歌詞の話に入るために簡単に。
 私には推しメンがいます。それは、星野みなみさん、そして北野日奈子さん。

 どちらもこれがきっかけというのははっきりと覚えていませんが、2018年の初めから夏頃にかけて。ちょうどライブに初めて行き始める頃になります。

 2016年の秋から冬くらい、『サヨナラの意味』新規あたる頃に乃木坂にハマった私ですが、ずっといわゆる在宅勢でライブ映像や番組を見ているだけでした。ちょうど2018年に周りのことが落ち着き始め、イベントにも参加し始めました。


 そんなこんなで推すことになった、星野みなみさんと北野日奈子さんですが、今回は2期生北野日奈子さんについて思ったことです。

 彼女を推し始めて今、その笑顔に癒され、その強い心にはいつも元気と勇気をもらっています。

 その北野日奈子"推し"として、『アナスターシャ』を聞き、感じたことになります。


* * *


ごめんアナスターシャ


 アナスターシャ(アナスタシア)の意味は「目覚めた/復活した女」です。

 ご存知の方もいると思いますが、北野日奈子さんは2017年の秋頃から2018年の春頃にかけて、乃木坂46の活動を休止していた期間があります。

 15thシングル『裸足でsummer』で選抜に復帰してから3作連続で選抜に選ばれていた彼女ですが、2017年の夏頃からイベントの欠席が続き、休業へと進みます。


 もちろんその期間も乃木坂が好きで色々な情報を追っていましたが、いわゆる箱推し、推しメンを決めたりはしていませんでした。ただ北野日奈子さんはタイプで、目で追うことも多かったかもしれません。

 「北野日奈子がライブで元気がない」のような話を聞いてはいたものの、寄り添い、気にかけるなどはできていませんでした。
 ただ出来事として受け入れることしか……。

 主に乃木坂を日頃の癒しの趣味として考えていたあの頃には、寄り添う、応援する、"推す"、ということまで考えていなかったのかもしれません。(今も楽しむのが1番!という考えは変わってはいませんが…)


 そんな彼女の、すべてを知っている訳ではない。でも今は推しているからこそ、『アナスターシャ』の歌詞は深く刺さるものとなりました。



ごめんアナスターシャ 約束を守れずに
あの夜の僕には 勇気がなかった
ごめんアナスターシャ 君はまだ若すぎて
止められなかった 愛すことのその重さ
背負えなかった僕さ

 これが1番サビの歌詞になります。


 

 今は復活し、輝きと熱意を放つ彼女。

 そんな彼女が落ち込んでいたあのとき。

 私は何もできずに見守ることしか出来なかった。

 彼女を推し、愛する。その大きさを選べずに。

 そんな私がいま、彼女を推している。


 そんな今、"北野日奈子推し"として存在する自分が情けなくて、過去の自分の選択を後悔して、目から涙が溢れ落ちました。


 もちろん、私のようにあの期間の後に彼女を推し始めた人も多いだろうし、その前から推し続けている人もいると思います。

 だから、何が正しいとか、どう推すのか・いつから推してるのが正解なのか、ということを考えるつもりはありません。


 でも1人の北野日奈子推しとして、あの期間を知っていたのに何もしなかった自分が嫌で、彼女に申し訳なく感じてしまいました。

 そんな感情で、嬉しさ、感動、というより、悲しみに近い涙が頬を流れていました。





だからこそ…


 2番のサビでは以下のように歌われています。

いつかアナスターシャ 悲しみを訪ねよう
目に浮かぶ面影 心の迷路を
いつかアナスターシャ 埋められぬ過ちの
傷口辿って 愛されてたその意味に
苦しむべきだと思う



 「いつか」アナスターシャ


 その「いつか」を今と考えて。その出来事に向き合い、推していなかった過去を受け入れて、その意味に気づいていきたいと思います。


 このような感情になったからこそ、今できること、これからできることは、しっかりとやり、"推し"ていきたいと思います。


 もちろん私にできる範囲で楽しみながら。



 「いつか」、喜びの涙を流せるように。




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