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色はいろいろ。
今年2月、越後妻有里山現代美術館キナーレに行ったとき、新潟県各地の土、576種類が並べられて展示してあった。
なんて、マニアックな作品なんだと、そしてこんな数の色の土がある事にとても驚いた。
どこの土を比べても、同じ色はない。
これをアート作品として見ると、色々な事を考えさせられる。
日本列島は多種多様な土の宝庫である。
大量の雨水、激流は石を砕き、また微生物から岩を分解し、その結果が土で、作家は自らが立つ土に見せられ、日本全土を採集し続けてきた。
新潟県の土そのままの色を楽しんでいただきたい。栗田宏一《ソイル・ライブラリー/新潟》
土にもその地域ごとに色に違いがあり、環境、状況によって変化するものたんだろうと思う。
生まれ持った肌の色は変える事はできない。
でも、肌の色で差別される事は絶対にあってはいけない。育つ環境、生活する環境は世界中の人々はそれぞれ違うけど、同じ空の下で生きている人間なわけで、それ以上でもそれ以外でもない。
この土の色の種類がいろいろあるように、それぞれが個性として存在を受け入れられるといいなと思う。
ちと、無理やりかな。
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