季節のお便り Vol.10:21年春 【味噌造り編】
こんにちは。広報担当のKです。
なんだかんだで、もう10回目の記事ですね。
いやまだ10回とも言う気も・・・。
ま、まぁこれからも更新をボチボチしていきたいと思います。
さてさて、当館での年に一度の作業がありまして、
それがタイトルにもあります、味噌造りです。
泊まったことがある方ならわかると思いますが、
当館の味噌は粒が粗くて田舎っぽい味となっております。
聞いてみると何十年も同じ作り方のようです。
(正確には作り方を変えて失敗すると困るとのこと)
そんな作り方は至ってシンプル。
大豆を煮て、すりつぶして、麹と塩と混ぜて寝かせるだけです。
まぁ、普通の味噌の作り方ですね・・・。
っとこれだけじゃざっくりとしすぎているので、
写真を交えながらもう少し紹介していきます。
まずは地元産の大豆を一晩水に浸して、
指でつぶれる程度まで煮ます。
この時点ではただの煮豆ですが美味しいです。
▲今年は20kgの大豆を煮ました。
次にその大豆を潰して冷ましながら塩を混ぜます。
触って熱くなければ麹を入れます。
当館では米麹を使っており、その麹はなんと、
創業江戸時代(!)の地元の麹・味噌・醤油屋さんから
この日に合わせて麹を作ってもらっています。
ちなみに当館で使用している醤油はこちらの醤油です。
機会がありましたらお店の記事を書こうかなと思っています。
(お店の名前は「山本屋糀店」さんです)
▲茶色いのがつぶした大豆、白いのが麹です。
そして、その麹を混ぜて樽に詰めたら作業は完了です。
いや、2年寝かせる必要があるので実際は完了じゃないですね。
美味しくできたかどうかの答え合わせはまだまだ先・・・。
しかも年によって若干味が異なる可能性もあり・・・。
発酵食品の奥は深いなぁと感じる1日でした。
と、このようなよくある作り方の紹介になってしまいましたが、
なるべく地元のものにlこだわって使うようにしております。
野菜も生長してきたのでまた更新していきたいと思います。
それではまたお会いできたら嬉しいです。
下記お知らせ
ーーーーーーーーーー
写真が好きなスタッフの、野辺山の素敵な写真(多分)を
みなさんにお届けしたいなーと思い、絵葉書をお送りすることにしました。
野辺山の様子を送ってほしいよーという方は下記よりご登録お願いします。
あくまでも趣味なので不定期ですし割引などもないことをご了承ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?