スポットライト。

見て、と言われた気がする

朝の散歩。今朝はとても気持ち良い天気&気温。
雑木林の中をのんびりと歩く。

朝露なのか、はたまた寝ている間に一降りしたのか、足元の草たちは透明でキラキラ光る宝石をまとっていた。
適度な湿度を含んだ空気がおいしい。

視界の片隅にヒラヒラ光るもの。「…蝶?」と視線を移したら、なんのことはない、草の葉が風に揺れていた。

光って見えたのは、ちょうど木漏れ日がスポットライトのように当たっていたから。

ほんのひと時のワンマンショー。
観客は私ひとり。

日が昇るにつれスポットライトはゆっくり動いていき舞台は暗転。
ワンマンシショー、終演。

さて、私も帰って朝御飯だ。






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