大きな町の酒場の人C 「やあ、見ない顔だね。 ここの客の話を真面目に聞いちゃいけないよ。 『喧嘩で10針塗った』って聞いたときは 『転んで4針縫った』ぐらいのことだと思ったほうがいい。」
大きな町の酒場の人A 「想像、憶測、個人の感想、それから、盛りに盛った武勇伝などが聞ける無意味な場。それがこの酒場だよ。」
洞窟で暮らす黒い服を着た集団A 「もっと人々が穏やかな笑顔で心から称賛を送り合うような世界に行きたいなあ。この世界はあまりにも地獄。 そしてこの川柳が自発的に生まれた。カネよりも 早くほしいな 安楽C」
選択を強いる魔族の王 「どうした人間。原子力発電所か?熱中症か?好きな方を選ぶがいい。」 「グワッハハハ!それでいいんだ素直に最初からエアコンの電源を入れておけばイイんだ。」 「なぁに廃炉など100年後の話よォ。きさまは生きてはおらんわァ!」
無線機から聞こえるかすれた声 「銀河を落下してます。囚人船地球号に乗って。」
豪華な町の人C 「カネよりも はやくほしいな 安楽C おあとがよろしいようで」
勇者の町から一番遠い辺境の村の人A 「一応、表面上は魔王に選ばし美しき幸福に満ちた試練の世界です!ってことにしておいたほうがいいよウソでもねッ! 真実は真逆なんだけどね・・・」
魔王に侵略された廃墟の町の人G 「Hey YO, アンラクCゴッホッカー ツクチィ アンラクCゴッホッカー ツクチィ カネより欲しィものはSO アンラクCゴッホッカー ツクチィ アンラクCゴッホッカー ツクチィ」
ラスボスに侵略された町の青年D 「痛みも苦しみも恐怖もなく眠るように穏やかに羽に包まれるような温もりを感じながら人間ゲームをアガりたい」
競争に疲れた街の人C 「年収、資産額、偏差値、IQ、動画の再生数。僕を取り巻く全ての数字が自分を卑下するだけの根拠を持ってる」
ラスボスに負けた勇者A 「頭を使ってわいけない、考えてはいけない、自然にまかせよう、解釈してはいけない・・・ブツブツ」
町でつぶやく青年R 「俺は昭和の教員どもに教育と称して殴る蹴るの暴行を受けて育ったんだよ。殴られた分を殴り返さないとフェアじゃないよなあ?みんなで昭和の教員どもを殴りに行こうか。」
逃亡者A 「戦場にはいかないよ。僕らからひたすら搾取してきた権力者の生命と財産を守るために、このうえ命まで差し出せというのかい? 君の脳は自分で意思決定するためにあるんだよ。権力者の生命と財産を守りたいと思うならそれも自由だけどさ。 少しは疑問に感じたらどうなんだい?」
動画を見る少年A 「あっちはね、構って系女子のラスボスクラスと、それを取り巻く行者たちが互いの覇権をめぐって鬩ぎ合ってる」
昔を懐かしむ老人A 「メガソラ山からの反射が凄くて違う意味で宇宙から見えるそうだ」
町の中年男性A 「慣れときどき不安 それが借金だよ」