ナナナナ祭を準備する〜ブレンド編〜

こんにちは。NO WAVE COFFEEの奥田です。オンラインでのコーヒー販売や、焙煎機のシェアサービス「シェアロースター」の運営、それからCAMPFIREのパートナーとしてクラウドファンディングの無料サポートを行なっています。


今日は7/15,16で渋谷で行われるナナナナ祭で準備をすることについて、頭の中の整理をするために書いてみようと思います。

ナナナナ祭とはという説明をしていると長くなるので、文化祭みたいなものだと思ってもらえると良いと思います。お祭りです。詳細が知りたい人はこちらをご覧ください。

今回このなかの15.16の日中コーヒーを出そうと思っています。


当日は目の前で焙煎したコーヒーを提供する「ライブローステッドコーヒー」とか、新作のカフェラテベースを使ったドリンク(主にカフェラテ)とかを作ろうと思ってます。

ナナナナ祭ブレンドを作って、それをコーヒーバッグにして当日来てくれた人全員に配ることも企画中です。


そしてそろそろ準備に本腰を入れないといけないのですが、デザインだけ先んじてできあがりました。

Future Jungleイメージ

今年のナナナナ祭のテーマが「Future Jungle」なので、それをイメージしたデザインを作りました。

ここまでは順調なのですが肝心のブレンドコーヒーがまだできていません。

そのほかにも、コーヒー以外のメニューの開発も2つあるし、ショップカードみたいなものも作っておきたいです。当日は今の所テーブルが置かれているだけなので、装飾をどうするのかも全く未定。

決めなきゃいけないことが山積みの状況です。

このnoteを書き始めたのは思考の整理のためなので、一度整理してみます。
決めなきゃいけないことはこちら。
・ナナナナ祭ブレンドをどうするか
・カフェラテベース(加糖)の開発
・コーヒーコーラを作りたい(ただの願望)
・カップ用のステッカー作りたい
・テーブルに引く布とかほしい
・わかりやすく、かつかっこいいメニュー表がほしい
・横断幕、タペストリーみたいなものを作りたい
・コーヒーバッグを配布する時の入れ物(置き場所)を考えたい
・テイクアウトで購入に至るまでの経路やその体験を考えたい


ナナナナ祭ブレンドについて

ナナナナ祭ブレンドはせっかくなので、その祭にあったブレンドを考えたいです。こういうときの考え方は僕の中で3つあります。
・前回参加した印象からインスピレーションを受けて作る
・ナナナナ祭とは何かを考えてロゴを作るように作る
・ナナナナ祭とペアリングできるようなブレンドを作る

今回渡すのはコーヒーバッグなので、おそらく帰ってから、しかも翌日に飲むことが想定されます。
なので3番のペアリングはやるとしたら他の商品で担った方が良さそうです。

後日イベントを思い返しながら飲んでもらうことを想定すると、1番か2番が良さそうです。今回のナナナナ祭は監修に雨宮さんが入っている分、いつもとは少し違ったイベントになりそうな気がします。

なので前回僕がお客さんとして行った雰囲気で考えるのは参考程度に、どっちかというとテーマである「Future Jungle」をふくらましてみた方がいいのかもしれません。


森の中を歩いているようなスギやヒノキを思わせるフレーバーがあってもいいし、そこに実る果実として木苺やオレンジがポツポツとさりげなくあってもいいのかもしれません。

全体をスギやヒノキのフレーバーで覆ってしまうと、全体が暗くなってしまう可能性があるので木陰のように自然な明るさが必要そうです。

、、、でもこれだと普通の森ですね。

アジアの方のコーヒーであれば、アーシーで大地を表現するフレーバーが作れるかもしれません。スギやヒノキはわかりませんが、ハーバルな雰囲気を余韻に纏わせることは難しくなさそうです。

ただ普通の森と、未来の森の姿をどう区別するのかがちょっとむずかしくなってきました。

未来の森とはなんでしょうか。テクノロジーと一体になっているのか、デジタルネイチャーみたいなものなんでしょうか。デジタルネイチャーとなると、根本から味を組み立て直さないといけない気もしますが
せっかくなのでこのままいきましょう。

未来を見せるブレンドとして考えるとしたら、アジアのコーヒーは理にかなっているかもしれません。
アフリカや中南米など他の地域と比較してまだまだ未開拓というか、品質改良の余地が多分にあるのがアジアのコーヒーです。

単純にアメリカやヨーロッパから距離が遠かったのが原因の一つと言われていたりもしますが、近年の品質向上は目を見張るものがあります。

そう考えると、大地のようなフレーバーだけでなく、アジアのコーヒーの未来を予感させられるようなブレンドを作れると面白いのかもしれません。おそらく何の説明もしなければ誰も理解できないものになりますが、まあそれもいいでしょう。


こういうブレンドを考えるときに、先に味を組み立ててから素材を探すので、このあとが結構大変な作業になるのですが
なんとなくの方向性は決まったので、そっちで味を作りに行ってみます。



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