【シゴト論】30代ってそんなに悪くないじゃない
孔子曰く30歳は而立だそうです。不惑しか知りませんでした。ちなみに「じりつ」と読むそうです。読めなくて調べました。
もう今年で34歳ともなるとアラサーという言葉も全く気にならなくなりましたが、20代の当時からしたら30代ってどんなんなっちゃうんだろうとかありませんでした?僕はありました。
変化したとこは色々ありますが、まず、体力が落ちました。あと、傷が全然治らねぇ。黄天化くらい治らない。※封神演義参照
20代当時は全然気付かなかったんですが、20代はやはり体力あります。始発から終電まで働けたし、なんならそっから飲みに行けたし、それでも気合と体力で乗り越えられてた。
それがね、出来なくなってきます。出来たとしても後に響く。首も痛い。
僕なんかは不器用を鍋で煮詰めた煮汁で人体の7割位が構成されているので、若かりし頃に追い詰められたら基本パワープレーです。
パワープレーですら乗り越えられないことも多々あったのに、30代に入ると単純にパワープレーも使えない。そこで思います。
これじゃダメだと。
戦い方変えないと、と。
30歳は鑑定士試験に合格した年なので、そこから少しずつ考えた始めたのは「自分の力を資産化していきたいなぁ」ってことで。
いや、多少盛りました。当時はそんなキレイにまとめられてません。ただ、「自分は自分で思っている以上に全然出来なくて、でもその出来ない自分を認めながらも上手いこと前に進めないものか」みたいな後ろ向きに前向きなことを考え始めました。
よく分かんないですよね。なので恥を承知で具体的に書くと、自分も21世紀を代表する会社をつくれるかもしれないと思ってたんですよ。
新卒の頃とかサイバーエージェントの藤田さんとか楽天の三木谷さんとかアップルのジョブズさんとか本めっちゃ読んだし、なんだか自分も出来るような気がしていました。キラキラ男子でした。
そして、ぜんっぜん出来ませんでした。飛び込みで断られ、テレアポでクレームもらって、数字はいかねぇ、採用では集客もできねぇ。ねぇねぇ続きでPerfumeかよって。嘘です忘れて下さい。
まあとにかく20代の社会人生活の大半は恥かいてベソかいて結果出なくて挫折してました。
(それでも、そこで出会った尊敬すべき人とか遮二無二行動した結果のお陰で今があるってのはまた別の機会に)
そこでようやく自分を見るようになる訳です。自分は何が得意かとか、何じゃ勝てない、これならどうだと。インフルエンサーの言葉じゃなくて、自分の頭で考えようと。そんじゃーねと。
遅めの自己分析。でも、就活の時より具体的。なぜなら社会人として働いてきた経験があるから。生身で経験したことって血肉になってるし、自分の言葉で語れるからやっぱり強いと僕は思います。
「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる
この台詞僕が言ったことになりませんかね?なりませんね。
話を戻して自分の力を資産に云々ですが、要は自分の性格と経験とこれからを棚卸して運用しようという話です。
それだけかーい!ってそれだけです。でも多分大事。瞬間的なものじゃなく、長く結果を出すためにどうするかと。それも多分続けなきゃいけない。コツコツコツコツ。
最近は何やらこの人の言うことを聞けばこうなれるっぽいビジネスもちらほら見かけます。けれど、そんな簡単に得られるもんが自分らしさなのかは甚だ疑問なんですよね。
考え続けて、動き続けるのが大事。
オドルンダヨ。オンガクノツヅクカギリ。
やれやれ。
20代みたいな良くも悪くも向こう見ずな爆発力みたいなものはないかも知れないけれど、30代の地に足着けた状態で着実に進んでくのも悪くないなって最近思ったりする訳であります。
ちなみに僕の思ってることは「左ききのエレン」で朝倉光一くんが言ってます。リメイク版は絵が綺麗だけど、表情とかの感じは原作が好きなんだよなぁ。
そんなこんなで今年で30代も半ば領域です。まだまだ若々しくがんばります!以上!
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