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【徒然】5-2=3をどう教えるか

妻の甥っ子くん(双子男子)が小学校一年生で会う機会があれば時々宿題を見ています。(教えているというよりは隣で見ている笑)

一年生の算数ってどんな感じなのだろうと見ていると、基本的には「増える」と「減る」ってことについて教えていました。

繰上げや繰下げとかはなくて、それこそタイトルのような5-3=2みたいな式問題と、文書問題(カエルが池に7匹いて、3匹は出て行ってしまいました。残りは何匹?みたいな)で構成されています。

それを見ながらふと「そもそも1の次は2、2の次は3ってのはどうやって教えるもんなんだろう?」と思い始めました。

算数なら数、国語なら五十音がお互いに理解出来ていないとそもそも教えられないよなぁと思った訳です。かぎの「を」とかもどう教えるんだろうとか。

そんな僕の心配をよそに甥っ子くんたちはサクサク問題を解いていきます。スゴイなぁと思いながら宿題のページを覗いてみると、そこには定規のような図があり、1から15位までの数字が並べられていました。

それを見て
ああ、まずはとにかく覚えさせるんだな
と僕は思いました。

それと同時に思い出したのはおもひでぽろぽろのエピソードです。

分数を分数で割るって どういうこと?
え?
3分の2個のリンゴを
4分の1で割るっていうのは
3分の2個のリンゴを
4人で分けると
ひとり何個かってことでしょ

これ見た時僕はタエ子頭良いなぁって思ったんですよね。こういう発想があったのか!と。

でも、こと算数でこれだと話がなかなか前に進まない。甥っ子くんたちの宿題もそうで「そもそも1とは何か?」なんて考え始めたら迷宮入りだと思うんです。

そもそもこれは何か?とかタエ子のように意味合いを考えていく発想ってめちゃくちゃ大事だと思うし、それは大切にすべき考えだと思います。

でも、それは後回しにしてもいい場合もあるんじゃないかなぁとも思うんです。とにかく、機械的に覚えて、出来るようになって、それから意味を考える。それでも良いのかなと。

仕事でもそういう面があって、新人の頃とか「こんなのに意味あんの?」って思ったこともやっていく内に意味が見えてくることもあります。(もちろん、やっぱり意味ないなと思うこともあります笑)

考え過ぎて動けなくなるよりはとにかく前に進んでみると、意外と見えてくることもあるのかも知れないなぁなんて小学校一年生の宿題を見ながら思うのでした。

書いてたら久々におもひでポロポロが見たくなってきた笑

#徒然

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