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【月刊タスキ】分かりやすい頑張るに逃げない

さて、入社2年目最初の月となった9月振り返りです。

・9月にやった2つのこと

先月が丁度入社1年だったので、以下の記事を書きました。

ここでこのように宣言しておりました。

期末の振り返りでも同じような趣旨を書きましたが、2年目となるここからの1年はとにかく既存事業に集中する年にします。私はまあまあ目移りもしやすいので、ここに宣言しておくことが重要かなと。

そこで大きく2つのことをやりました。1つ目は1年間の経理の棚卸と分析、2つ目は屋外広告に関するインプットです。以下それぞれ書いていきます。

・1年間の経理の棚卸と分析

当社はこれまで紙の伝票だったのですが、私が入社し経理のシステムを入れました。それから、1年間のデータがシステムに蓄積され、そのデータをエクセルに落とすことも容易となりました。今月はそのデータを一つ一つ分類し、PL上の数値とCFについて分かるよう加工しました。

入社してからの1年間、経理の仕事は一通りやってきました。それでも課題を感じていたのは、経営として数字を把握出来ている感がない。要は儲かってるかどうか肌感覚で掴めない。ということです。

月次の数字は抑えていても、経営の流れが見えない。これは、何かを意思決定する時に大きなリスクです。そして、厄介なのは社長(親父)は出来ているんですよね͡コレ、悔しい。そこで、一度全部棚卸をしようと決意しました。

経理関連の書籍を今一度読み直し、1年間の仕訳を全部分類しました。超絶地道な作業です(笑)ただ、数字を並べていくと見えていくことはたくさんあって、一歩前進した感があります。

分類する時も自社にフィットするようにシートを独自に作りました。アトツギあるあるかも知れませんが、自社の経理は書籍に記されているような綺麗な状態ではありません。割とごちゃごちゃ。書籍に書いてあることがそのままフィットしないケースはたくさんあります。そういう中でも自社で活用出来るように変換していく努力というのは非常に重要だと思います。

・屋外広告のインプット

実は現在ある資格を勉強中で、屋外広告のインプットを進めています。取る意義はたくさんあるんですが、その一つとして既存事業の土俵で結果を出すというがあります。

新規事業が比較的ライセンスを前提にするビジネスなので思いますが、資格だけで飯が食えるとか仕事が出来るということはありません。ただ、資格を取得するというのは一つの結果であり、周囲へのメッセージになります。

私の場合、今まで新規事業をメインにやってきた人間なので、既存の看板業に関する資格を取るということは本気度を示すことにもなります。そして、結果として見せるためにも絶対に一発で取らなければならない!(自身にプレッシャーを掛けています(笑))

このアトツギ語録は本当に真実だと思います。久々の勉強だし、用語の意味を調べたりしながら進んでいますが、結果にこだわって必ず一発で取ります。

・分かりやすい頑張るに逃げない

よく行動が大切だ。量の後に質は付いてくると言います。その通りだと思います。でも、一方で言葉足らずだとも思うんです。

行動・量が大事、ただそのためには行動をしながら結果に繋がっているかちゃんと考えなくてはいけないと思うんです。

私は社会人になりたての頃、とにかく量が大事と聞いて量だけはやりました。だから、プロセスの目標はいくんですよ。けど、肝心の数字が全く付いてこない。なぜなら、プロセスやることしか頭になかったから。

分かりやすい頑張るって楽だし、自身にも言い訳が立ちやすいし、周囲も頑張っている人間には突っ込みづらいじゃないですか。けど、やってる側もこれ数字に繋がる行動になってねぇなって本当は分かっているんじゃないかなと思います。私はそうでした。

結果を出すためには、結果に繋がるために考えることを絶対放棄しちゃいけないと思うんです。そして、その努力は得てして分かりづらく、地道で地味で面倒です。けれど、ここを避けては通れない。そんな瞬間ってあると思います。

そして、私にとってそれが今だと思っているんですよね。大きく跳ねるためにも今はしゃがんで地道な努力を積み重ねたいと思います。10月も頑張るぞ!



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