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家人と仕事を休んで朝からウォークインクリニックへ。 トロントで病院に行くの初めてだ。

見るからに疲れていて覇気のない先生に診てもらう。何故か先生は椅子に座らず、立ったまま診察。 でも元気が無くてまっすぐ立てないみたいで、超斜めになって机に雪崩かかってている。 大丈夫か。

診察は瞬間だった。医師との交流、1分ぐらい。

家の検査では妊娠してるとでましてんと伝えたら、最終月経開始日を聞かれ、「じゃあしてんだろうけど、とりあえず確認するために血液検査ね」と言われ、検査用の紙を渡されおしまい。

私はいい。私の場合はこれぐらい直球でミニマルでいいけど、世の中的にはもっとなんか、なんかを妊婦は医者から望んでいる気がする。

で、看護婦さんに血を抜かれて解散。

その後家人と長々とやってなかった行政関係の手続きをしに州と国の窓口やらでひたすらペーパーワーク。永住権申請の準備やら家人の健康保険やら。

ついでに入籍もしようぜと、結婚するための免許を行政から購入。この免許を片手に今度は立会人と共に結婚式をしなくてはいけない。(最短2分ほどで終わるらしい) その費用も払う必要あり。 合計で5万円ぐらいはするっぽい。 超ミニマルに、最短コースでもこの値段なんだよ。 日本みたいに無料で結婚届が提出できる方が珍しいのか?

各大使館に届け出すための証明書の印刷にも金がかかるらしく、なんともめんどくさい気分になる。ここは、中世だ! 中世の教会みたいなことを行政がしておる。 ルター!!! ルターでてきてー! 免許買うお金でお小遣い吹っ飛んじゃうよー!

夜、ため息が止まらない。 少し動くとため息、少し動くとため息。 「こんなにため息ばっかりついている状態で会社に行ったら、横の新卒の子にこのババアどうしたんだ?と思われる」とハラハラしつつも、ため息。 ハラハラしながらも、ため息ってつけるんだね。

もう布団に入ってひたすらため息をつこうと思い、ブラジャーをとって布団に潜り込んだら、不思議なことにため息がとまった。

ちょうどその日は英語圏の妊婦さんようのアプリで「今日はブラジャーのサイズを変えろ」と出ていた。 なんてタイミング。 みんな通る道なの? 不思議だー。 


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