【タンポンNavi】 タンポンってどんなもの?
タンポンってそもそもどんなものなの? どこに入れるの? 使ったことのない方にとってはさまざまな疑問がありますよね。体の中に入れるものだからこそ、きちんと知っておきたい、タンポンのしくみについて学んでみましょう。
まずはタンポンそのものの役割について。タンポンは体の中で経血を吸収する生理用品です。体の外で経血を吸収するナプキンに対して、タンポンは体の中で経血を吸収する生理用品。誤解されがちですが、経血を止める「栓」ではありません。
吸収体を体の中の正しい位置に導く「アプリケーター(プラスチック部)」と経血を吸収する「吸収体」でできています。
プラスチック部は、吸収体が入っている「白い筒」と、吸収体を体内に導入するための「透明な筒」にわかれています。
体の中で経血を吸収する吸収体には、取り出すときにひっぱるヒモがついています。
プラスチック部の「白い筒」を体の中に入れて、プラスチック部の「透明な筒」を押して、吸収体のみを体の中に入れます。
吸収体を正しい位置に導くアプリケータータイプのタンポン以外にも、アプリケーターがついておらず、指で吸収体のみを挿入するフィンガータイプのタンポンも存在します。こちらは、よりコンパクトで持ち運びやすくなっているので、何度か使ってタンポンに慣れた方や、荷物を少なくして出かけたいときにおすすめ。
ここまで読んでわかるように、タンポンはとても小さくコンパクトです。なんとなく、「痛そう」「入れている間は違和感がとてつもないのでは」と考えがちですが、正しく使うことができればそんなことはありません。
膣には違和感を感じる「違和感ゾーン」と感覚がない「無感覚ゾーン」があります。タンポンを挿入するのは「無感覚ゾーン」。
初めて使用する人にとっては、思っていたより奥まで入れるようなイメージが強いかもしれませんが、吸収体の位置が浅いと逆に違和感があるので、アプリケーターを信じて無感覚ゾーンまで吸収体を挿入してください。
今回はタンポンの簡単なしくみについておはなししましたが、詳しいタンポンの使い方については、また次回ご紹介します。
※この記事はタンポンNaviに掲載の情報をnote用に分かりやすく編集したものです。
(参考:「タンポンNavi」タンポンってどんなもの? TOPイラスト:荒木智子)
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