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◆勢いでマラソン申し込んじゃったラン初心者向け【怪我無く、楽しくマラソン完走するには(その9)

下りをうまく走るコツ


上りに続き、下りを走るコツです

下りなんてコツいるの?
気持ちよく走ればいいじゃん‼

確かにその通り

ただし、フルマラソンという長丁場を考えると
そうとばかり言えません

というのも…

下りでペースを上げすぎると
太ももへのダメージが大きく
後半に失速する可能性につながるから

太ももが鍛えられてて
いくらダメージがあっても大丈夫という方は
読み飛ばしてください

逆に後半、太ももがしんどかった~なんて
経験のある方はお付き合いください

基本的には下りはペースを上げてもいいところ
ただし、大股で勢いに任せていくと
太ももへのダメージが知らず知らずにたまってます

ではどうしたらいいのか?

まず、姿勢は下り坂に合わせて
前傾を深くします

坂に対し垂直になるように、
というか腰が引けないようにするために
意識的に前傾を深くします

でも、そのまま進むとどんどんスピードが上がるので
歩幅をちいさくします
一方、ピッチ(1分当たりの歩数)は上げてもOk

ちなみに走る速さは
ストライド(歩幅)×ピッチ(時間当たりの歩数)に
わけられます

下り坂では
ストライドは小さくピッチは多く
結果的にスピードは上がりますが
太ももへのダメージは抑えられるはず

まあ、これだけの話です(笑)

あとはおまけですが、急坂でスピードが出すぎて怖い
なんて場合の対処法

肘を曲げずに伸ばして、体の後ろのほうで振る
(腕を引く感じ)
ペンギンをイメージしてみてください(笑)
結果的に体は前傾しても
重心は後ろ目に行くので
スピードが上がりすぎるのが抑えられるはず

それでもだめなら道路状況次第ですが
ジグザグに下りていくのも効果的です


下りで気持ちよく走りたい気持ちも十分わかります
練習では意図的に太ももを鍛えるためにストライドを伸ばすのもあり

ただ、レースに備え、ペンギン走りも練習しておいてください
もちろん、大した傾斜でなければ
上り同様あまり気にしすぎる必要はありません


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