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ジェットダイスケ氏に聞く、”How to Second Life” (5)

毎月専門家のゲストをお招きして、旬なネタ、トレンドのお話を伺います。


ジェットダイスケ氏に伺うセカンドライフも最終回。

やはりある程度の年齢に行くと、後進の指導に当たる役割を担うところではある。動画のスキルは我々の時代は技術や表現手法の成長とともに生きていたので学ぶのに苦労はなかったが、若い人にはすべてが一度に存在するので、なにから手を付けていったらいいのかが悩ましいところであろう。そこで我々オッサンの出番なのだが…これもまたなかなか難しい。


小寺:動画のスキルを学びたいって人は増えてますよね。やっぱり自己流だとなんか違う、というのを感じてるんでしょうか。

ジェット:うん。やっぱり我々はほら、素人さんのを見て、ちょっと思うところが湧いてきたりするじゃないですか。どうしても。なんでこうしたの!って。

小寺:(笑)。

ジェット:よくさ、対話型のやつあるじゃないですか。ショート動画とかでも、こっち向いて喋って、服の色変えてこっち向いて喋って、っていう対話型のタイプの人。すげえ間違えてる人がいて、服は着替えるんだけど、ずっと同じ方向を向いて喋ってたり。

小寺:イマジナリーラインを教えないとダメじゃん!
(イマジナリーライン:カメラと被写体の位置を決める際に意識すべき仮想のライン)

ジェット:そう(笑)。まさにここでイマジナリーラインなんだな!って。

小寺:(笑)。そうね。でも、やっぱ誰も教えてくれないもんな。

ジェット:そう。教わらずに始めちゃうと、そうなっちゃうんですよね。

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