ウォーレン・バフェット氏の師匠【ベンジャミン・グレアム氏】の名言

ベンジャミン・グレアム氏とは

1894年5月8日、英国ロンドン生まれ。
アメリカのファンドマネージャー、実業家、投資家。
「バリュー投資の父」「ウォール・ストリートの最長老」と呼ばれています。

ベンジャミン・グレアム氏は、株価の算出方法を確立した人物です。「ファンダメンタル投資」や「バリュー投資」の礎を築いた投資家と言えるでしょう。

グレアム氏はもともと賭け事ように株式投資をしていて、大きな損失を出してしまいました。でもこのことをきっかけに真剣に株のバリュエーション理論を考え始め、それが「バリュー投資」に大成しました。
また、グレアム氏はバフェット氏の育ての親として有名です。ふたりの出会いはコロンビア大学でした。グレアム氏の生徒であったバフェット氏は誰よりも優秀な成績を収め、教え子の中で唯一A+でした。
後にバフェット氏はグレアム氏の会社で働き、グレアム氏の知識を吸収し、株式投資で大きな功績を収めました。

ベンジャミン・グレアム氏の名言

・投資に成功するカギは自分自身に内在する。

・本当の投資家であれば、自分が群衆とはまったく逆の売買をしていると考えることに充足感を覚えるものなのである。

・相場というものは、短期的には人気投票だが、長期的には体重計のようなものだ。

・賢明な投資家というのは、楽観的な人間に株を売りつけ、悲観的な人間から株を買い取るリアリストのことだ。

・個人投資家にできないことは「プロのゲームでプロに勝つこと」、自分のゲームで自分にコントロールできることで勝てば良いのだ。

・ブル(強気相場)もベア(弱気相場)も儲かる。しかしホッグ(貪欲なこと)は儲からない。

・成功は自分の力で成し遂げなければならない。

・最も強固な論理とは経験から生み出されるものと信じている。

・株式市場は誤った方向に大きく振れることがたびたびあり、機敏かつ度胸のある投資家は、その歴然たる誤りから時として利益を得られるということ。

・上昇相場の終焉を示す確かな兆候のひとつとして、得体の知れない小企業の株式が、株式市場において長い歴史を持つ中堅企業の株価よりも高値で売り出されることが挙げられる。

・過去57年間を振り返れば世界を揺るがすような時代の浮き沈みや悲惨な出来事にもかかわらず、堅実な投資原則に従えば概して手堅い結果を得られるという事実は常に変わることがなかった。

・天井値では明らかに買うべきではない。手堅い分析で正当化される以上の価格で買うべきではない。相場が極端に過熱している時には、一見割安かのように見える株にも手を出してはいけない。

・事実に基づく結論を自ら下し、その判断が正しいと確信したのなら、たとえ他人がそれに対して躊躇したり異なった考えを持っていようが、自分の判断に従って行動しなさい。

・株式の割合は最低で25%最高で75%の範囲内に、債券の割合は75%から25%の間とすべきである。

・過去50年以上にわたる経験と市場観察によれば、「テクニカル・アプローチ」によって、長期にわたり利益を上げた者などひとりもいない。

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