音楽のお話〜天才達に勝てないと分かってしまった時の自分の話、そして現在〜

こんばんは!ノアル・ザカイアです!
今日は珍しくちゃんとお話をしたいなと思って書いています!

やっぱり音楽とか芸術とかスポーツとかって
必ずしも「天才」っているじゃないですか
私も音楽をかれこれ10年やってきて、死ぬほど見てきました。
才能ある人を見ては感動してすごいなってなっても
「自分には才能なんてないんだ…」そうやって絶望した事も数え切れないほどあります。

そんな劣等感や絶望感を感じたのは、楽器(トランペット)を初めて2年、3年くらい経った時でした。
当時小学5年生だった私ですが、楽器を始める前は何も音楽経験なんてないまま、この世界に飛び込んでましたw
(当時本当になにも後先なんて考えてなかったんでしょうね)
音符も楽譜も読めないくらい酷いレベルで
よく先輩に怒られてたのを今でも覚えています
(そのおかげで少しだけ強くなったような気はしてる)

そこから後輩達が入って、月日が経ちパートリーダーなどの世代交代が始まりました。
本来だったら年功序列が存在していますが
私の時だけは違いました…
その頃に初めて本当の絶望というか挫折までは行かないけど…みたいな事が起きたのがその時でした
トランペットだけ私の1個下の後輩にパートリーダーを託された。
今でもめちゃくちゃ鮮明に覚えてる
とにかく負の感情というか悔しいというかなんというか…
もうなんか悔しかったし、もう意味わかんなかったし…でもこれだけは決定的に言えたのが


あ、私って何も出来ない奴なんだ
後輩に負けるほど下手くそだったんだ


きっと当時の先輩たちにも色々と考えての決断だっただろうけど
もう小学生の私からしたはもうそのくらい
ネガティブな感情が凄く溢れて溢れて…
その時から自分に対しての劣等感を覚えました。

周りの人はみんな上手だから
足でまといにならないように
もっと練習しよう

そこから小学生ながら休み時間に練習出来そうなら、めちゃくちゃ練習してた記憶があるw
本来なら小学生が持っていい感情なのか分からないけど、その感情を持てたから今の自分があるし、ここまで音楽を続けれたのかなと思っています。

本当にこれがきっかけで中学の時の不登校を経験したり、その中でJAZZに出会って、そこからジュニアのジャズバンドに入って…
その延長線で歌い手をやったりして…
私の音楽人生ってきっとハチャメチャで普通の人なら折れるであろうものを乗り越えて(?)
なんやかんやあってここにいますので
多分根性はある方ではないでしょうか!!

私、正直「天才」って呼ばれる人ってあんまり好きじゃないんですよね
特に音楽のことになると
実力もあってさ、更に人を惹き付けて
多くの人を魅了してね、トリコにして

そりゃ、めちゃくちゃ嫉妬もするし
僻みたくもなるよ!!!!

まあ、小、中学生時代それの才能で胡座をかくバカも見てきたから
あんまり好きじゃないし、正直めちゃくちゃムカつく〜!!って時もあるけど
そんなことで僻んでる時間も勿体ないなって思ったから
私はその時間でスキルを磨くって事なんすよ
(日プの美人の歌詞から引用しました)

そこから私なりに練習とかやってたら
ジャズバンド時代の時に出会った
とある天才的な後輩がいたんすよ
その子は今は多分高校一年生かな?
出会った当初は中学一年で「やば!?何こいつ」ってなったのを今でも鮮明に覚えています
でもその反面
「こいつもどうせ胡座をかくタイプなんだろうな」と素直に思いましたw

でも、はっきり言います

その子ガチでめちゃくちゃいい子でした

というか思ってた子とはぜんっぜん違いました。
いつも私、練習前に来て自主練とかするんですよ
でもその子も私よりも前に来てめちゃくちゃ練習してる姿を見てて
「あ、あの子も自主練とかするんだ…」
ってなったのを覚えています。
天才でも、自主的に練習してるんだというのと同時に
みんなから見て上手だなって思う人も天才と称される人達は、人にもよるけど、ちゃんと努力してる人もいるんだな
って思いました。

だから、私もその子の事をあんまり悪い風にも思わなかった。というか私もめちゃくちゃ助けられたりとかしたし、普通に話すようになったしw
今もその子はテレビに出るってなった時は、リアタイして見たりしてるし
その子の音楽活動を影から応援しています。
本当にあの子はすごいとにかくすごい
きっと周りの人達みんなそう思ってるはず

そんな天才的な人達を見て、私はずっと心に思ってることがあったんよ

多分私はあの人たちみたいにはなれない


というのも、天才と呼ばれる人達は
スゴすぎて真似したくても真似出来ないし
(当たり前)
というか、普段何してんのよってなる事も
めちゃくちゃありましたw
そこの段階では分かってはいたんよ
分かってはいたけど、ちょい辛い〜ってなったw
上手くなりたいって思ってた小学生時代
バカにしてきたヤツらを見返してやりたいって思った中学生時代
そこからどうやったら、あの人達に追いつけるんだろうっていうバンド時代と現在
全部共通して言えるのが結局は
上手くなりたい
って言うことだろうけどww
ずっとずっと私なりに考え続けて、いつの間にか出た答えが

もうあの人達みたいにって考えるのは
一旦やめよう。
あの人たちには絶対に追いつけないなら、私なりの力をつけて
その人達の横に並べるくらいになろう

この答えは私の仲間(私の生みの親のパパとか)達と色々と話してたら
その考えに落ち着いたというか…この答えがなんかしっくり来ちゃったというか…w
人って得意不得意があるって言うじゃないですか
それと同じで、音楽でも特定のものが漠然としてるかもだけど、得意不得意があると思って
当時の私は、高音がめちゃくちゃ不得意だったんですよ。でもその反面、中〜低音でメロディを引き立たせるのだけは異様な程に上手いらしく
(結構色んな人達に褒められた)

そうか、私にはこれがある!!

って閃いて、そこからかなり極めた記憶があるw
もちろん高音もちょっとづつ練習して
本番で出せるようになってきたから
世代交代の影響とか色々な要因が重なって
最終的にはトップまでは行かなくとも、それの一個下までの位置に定位置としていれたのは、本当に本当に私の中で嬉しかった記憶があるw

バンド時代はありがたいことにソロも何個かやらせて貰えて…
ソロってとにかくプレッシャーもえぐいし、失敗したら一巻の終わりだけど
出来た時の達成感がヤバいし
何よりも自分一人の音をお客さんに聴いて貰えてるんだって思った時はとにかく嬉しかったね

下手くそすぎてなんにも出来なかった私が
ここまで練習めちゃくちゃして、ジャズバンドも何も大きな事故も無く
しっかり卒団できたのは本当に奇跡だと思ってる。

ここまで書いてきて、私は本当にみんなに言いたい

天才なやつに負けそうになったら
自分にしかないスキルで
天才の人に立ち向かえ。

本当にそれに尽きます…
もし、今それが全く思いつかない!ってなったら、よく周りを見回してください。
あ、これだったらもしかしたら私出来るかも
っていう瞬間がいくつもあるはずです。
そこから突き詰めて突き詰めて磨いていこう
私も歌い手界隈で、今絶賛
これなら私出来るかもしれない
っていうものを探し中なのでw

もし迷っていたら、私と一緒に探しましょ?

やってみたい事と出来ることは違うのは分かってはいるけど…ってなるかもだけど
もういっその事どっちもやっちゃえ!精神で
今やってるから、ごちゃごちゃにはなるかもだけど、その瞬間でさえも楽しいので問題ないです!

という事で、最後まで読んでくださり
ありがとうございました!
さすがにそろそろちゃんとオチを付けれるようになりたいなとも思いましたw

では、またどこかでお会いしましょ〜!!!

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