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【プリコネR】S帯を見越したクラバト進行【特別回2】

最近もう自分はプリコネ畑に住む人なのではないか、LoLやTFTの記事を書くことはもうないんだろうか、そんなことを考えるようになりました。のあ(noa)です。

特別回2としていますがもしかすると今後も続く可能性があります。むしろメインテーマになる可能性すら秘めています。ご了承ください。LoLの話題を少しだけするとPick'emの5試合以上最高勝率はヨネにしています。当たったら褒めてね。
特別回1回目の記事はこちらです。姉妹クランでいろいろやったお話です。

それでは本題。今回は9月クランバトルで自分の現ホームクラン「☆モーニングスター☆」で100位以内を目標に設定し結果53位となりました。普段は300位以内安定という目標を掲げて継続しているクランですが、そんなクランで単月だけでも目標をあげつつ出来る限り同じメンバーで戦うために意識してきたことを管理側、進行側の視点を交えつつお話できればと思います。

クラン名の☆は雑な検索避けなので結構大切らしい。

9月クランバトル

個人内容のまとめ

まずは個人スコア的なものを掲載。ご覧ください。

9月はアメス様の登場により火力インフレを起こしたクランバトルとなり、全体的にスコアが飛躍的に高くなりました。その結果の最終個人スコアとなりました。一部採用TLは公開許可が不明なので全てを記載することはしませんが、凸ルートは2-4-5でした。スコハンルートかな?また、特筆するべきことといえば弊クランにはちょうどいいマホが複数体おり、2ボスのsetフルオートイリヤ編成も5000万TLもどちらも採用することができたことでしょうか。自分は5000万TLを4日間のうち2回通しました。天ヨリを育成止め個体にしているためダメージ平均-100万くらいになってしまいましたが、2ボスはダメコンしてというよりも本戦5000万TLを挑戦できる回数を増やす方向で進行したので通せるだけで成功となっていました。
ちなみに消滅は3凸しました。

クランとしてのまとめ

ではクランとしてはどうだったのかですが、サムネ画像であった通り自分がクラン内2位、一人が25億で3位からは22億台で並び30位で16.7億でした。個人スコアは凸ルートの問題もあるので高いから良い、低いから良くないということはありません。実際に多くのクランで周回遅れになりがちだった1ボスと5ボスをメインで殴っていた方はだいたい高くて19億くらいになっているので、スコアは貢献度とはまた別の一つの指標に過ぎません。
クラメンのなかには今月のような高ダメージ環境に慣れていない人もいましたが、全体的なスコアの底上げを行うことができ、その結果が順位にも現れたと思います。

単月目標のための準備~9月まで~

クランとしての目標設定

ここからは準備の話です。300位以内目標クランがS帯、100位以内を新たな目標にするに当たってもちろん「よし来月は100位で」とはなりません。だいたいは数ヶ月後のこの月に頑張ろうという目標設定になるはずです。弊クランの状況としてその目標が設定された6月末時点で「現状できる精一杯のことをやっているクラメン」も少なからずいて、クランとして200位前後に落ち着いていました。そこで、誰かが頑張るというよりも全体のレベルを少し上げることでの達成というものを意識しました。クランが目標順位を達成する方法の一つとして「強い人を集める」という方法がありますが、それであればお祭りクランとして新しくクランを創設して楽しむのとあまり差がないと思います。重要なのはこのクランで目指すということだと思います。だからこそ、頑張れる誰かというのを増やすのではなく全体のレベルを上げることに意味があると考えています。

そのための取り組みの一つとして目標を「300位以内安定」と設定した点があります。意図としては頑張って達成する順位帯から少し余力を持って達成できる順位帯になることでクラメン全員が少し頑張れば現実的な目標として上を目指せる、いけそうという雰囲気を作れるクランというものを目指しました。雰囲気はやはり大切で、もう少しダメージ出るTLを、手動TLの練習をもう少し、といった各メンバーのモチベ向上に直結するものだと思います。

弊クランの基本クラバト進行は討伐時のみ同時凸連携(ミリ残しをしない)です。これを徹底することで300位以内安定というのは達成できます。一人で出せるダメージ平均の2.5倍くらい(3000平均なら7500くらい)までなら単騎凸可能にしています。これで夜の時間があまり多く取れない(いわゆる朝が早い)人の凸消化をスムーズにできるようにしています。
と、書いていますが他のクランと大きく違ったことはしていません。変わったことはしていません。ただ弊クランの自慢ポイントとしては私がオリジナルbotを作成していることです。主な機能は同時凸の持ち越し計算と持ち越し秒数に合わせたTL変換です。ほしいなら作ろう!で作りました。

mm:ss表記のみに対応している簡単なもの。表記が一致していれば文中の表記にも対応

クラン単位でのメンバー育成

目標設定を変えたところで具体的な行動を起こさなければ意味がありません。先述した全体のレベルを少し上げるための行動を考えましょう。ここからは各クランによって状況が異なると思いますので、参考程度に聞いていただければと思います。

弊クランにおけるクラメンのスコアが伸びない最大の要因が「手持ちにあった最適の編成およびTLを採用出来ていない」でした。今はクランバトル編成を動画で出している投稿者の方が多く、各メンバーはその中から自分に合った動画を選んで参考にしています。「この人が好き」だとか「簡単なTLが多い」「検証の質が高くて採用しやすい」など理由は様々です。ですが時にその動画の編成が最適ではない状況というものもあります。育成状況が噛み合ってない、軸とする凸編成選びが良くないなど理由は様々です。そこで一人でも多くのメンバーにより良い編成やTLを案内出来るか、また自分で別の編成を探すことができるかは今の環境においてとても重要な要素だと思います。
編成を変えるだけで、凸ルートを変えるだけで累計スコアが1億以上伸びるなんてことがすぐ起きます。クラバト自体が活発なクランであればそういった編成やTLの情報共有をもう1つ行ってみるだけで順位がすぐ上がると思います。

これに付随することではありますが、クランバトル期間中にTLを更新しないことも停滞の要因になります。トレモ期間にセミオート編成はだいたい出揃いますが、そんな中でも少し改善してダメージが伸びるTLが見つかったりします。たとえそれが1つのボスかつ100万だけだったとしても、そのボスは1日平均15回くらい凸をするため合計1500万ダメージの増加となりスコア計算だと1ボスでも4500万、5ボスだと6000万のスコア上昇であり2日間だけでも1億前後のスコア差が生じます。これで順位が変わるのが今のset環境なので積極的に採用したいです。

管理側、進行側として

ではこれらを踏まえて管理側のメンバー、進行側のメンバーとしてするべきことは何かについて記載していきます。まず管理側として編成の共有量を増やすことが大切です。弊クランでは編成共有のチャンネルは10個くらいあり、さらに4段目以降は各ボスごとに編成相談のチャンネルを設置しています。もちろん各投稿者さまの動画を掲載するチャンネルも設置しており、クラメンには出来る限り採用TLはスクショなりで各ボスチャンネルに置いてもらうように依頼しています。
こういった取り組みを通して管理側が一つでも多くのTLを知っていることは重要です。編成に悩んでいる人、他の人よりダメージが出てない人に対して適切なアドバイスを提供できるかどうかはクラバト自体の快適度や楽しさに直結する要素でもあるので時間の許す限り妥協せずに頑張りましょう。管理一人が手動TLを頑張って1凸のダメージ400万上げるよりも5人のセミオTLのダメージを100万ずつ上げるほうが偉いです。

もう一つ、各メンバーの採用TL傾向や技量をなんとなくでも良いので把握することが大切です。この人はセミオート主体、この人なら簡単な目押し含むTLもできる、といった理解が適切なTLを案内するために必須と言っても過言ではないと思います。ここが抜けていると「いやそんなこと言われてもよくわからない…」となってお互いに悲しいことになります。気をつけましょう。

では進行側としてですが、これは2点ほどあり「完凸にかかる時間の短縮」「クランの平均ダメージの把握」です。順に説明します。
完凸にかかる時間の短縮ですが、これは簡単で活動限界を守ろう、ということです。24時までに完凸、コアタイムは20時から、と言っても結局のところメンバーが現れないと達成できない目標になってしまいます。各メンバーにはそれぞれの生活があり、事前に調整してもらうこともそうですが当日に楽しく不便なく完凸してもらうために進行判断が求められる瞬間は確実に発生します。そのときに適切な判断ができるようにするためにも常に意識しないといけません。
ここで「活動限界を守る」ではなく「完凸にかかる時間の短縮」と記載した理由ですが、活動限界ギリギリまで本戦頑張ってもらうとその人の練習時間や別TLを確認する時間を削ってしまうことになってしまうためです。完凸にかかる時間だけを考えるなら大丈夫だとしても、それであればそれ以上のスコアを求めることは厳しいです。進行としてメンバーに頑張ってもらうのであれば本戦以外の時間も作ってあげられるようにしましょう。
クランの平均ダメージの把握ですが、これは管理側が見つけてくれた良い編成を案内するためにもクラメンのダメージには気を配りましょう、ということです。この編成だったらどれくらいが下振れの範囲なのか、使っている編成は最適かどうか、逆に無理な凸ルートを組んで3凸合計スコアを減らしてないかというのも確認できるようにしましょう。1凸のダメージが高くても他2凸が平均して低めだったときにはダメージをならすことで累計スコアが上がる可能性があります。進行は大変です。進行さんに感謝。

100位以内目標を実践するクランバトル

9月の進行方針

ここから9月の具体的な内容になります。実際にはこれよりも緩い内容でも100位以内は達成出来る可能性があるので参考程度にご覧ください。

100位以内を狙うにあたって、基本進行を大きく変更する予定はありませんでした。ただ、ご存知の通り4ボスのダメージブレ幅が大きいこと、そしてそれが高ダメージであることから4ボスは原則ダメコンで一気に進める、そのために他のボスを集まり次第進める(ただし2ボスは手動の救援多め)と設定し、クランバトルを戦いました。結果は先述の通りなので割愛します。

ここで重要なことはダメコンを実施しますとなった際にクラメンが対応できることです。進行側や傭兵さんが対応できたとしてもクラメンがその場で理解していないとダメコン自体の時間がかかってしまいます。解決策としてはクランバトル説明会でダメコンのやり方を説明することが思い浮かぶと思います。100位以内を狙うに当たってクランバトル説明会の比重は重く考えたほうが良いと思います。というのも、100位以内という目標に集まった人、目標を理解してクランに残った人様々でそのなかでモチベ差があることは当然と考えるべきです。そのモチベ差を埋める方法として、クランバトル説明会によって当月のクランバトルに対する理解を一致させる方法が有効だと思います。

説明会と言ってもしっかり力を入れるものから簡単なものまで様々です。弊クランで作るのは初めてだったので、経験の多い方にも聞きながら作成しました。進行は誰か、進行方針を明確に示す、Discordのチャンネル説明や今月少しだけ頑張ってほしいことなどを記載しました。質問も受け付けましたが、後から見てわかるように作りました。


説明会資料の一例。具体例もあるとわかりやすい…かも?

初日パズル

これは100位以内を狙うならほぼ必須と言っても過言ではない進行です。上位帯でも良く使われる言葉である「初日パズル」とは「初日に誰がどのボスを倒すか事前に決めること」を実際に順序立てて計画すること、という表現をここでは使わせていただきます。多分もう少しわかりやすい解説記事はあるはず。
初日パズルの精度および到達点が最終順位に大きく影響を及ぼします。これは間違いありません。数値で計算すればわかりますが、簡単に4段目を2日目に殴る人が少ないほどスコアは高くなると思ってください。ちなみに初日に討伐できるボスは180体です。この180体をどう倒すか、180体まで倒せなくとも170体くらい倒せるか、それを事前に計画出来るか出来ないかでクランバトル全体の質が大きく変わります。ちなみに弊クランでは176体討伐でした。4段目の討伐予定ボスは当日変更があったものの、予定通りの討伐数となりました。
トレモ期間の間に編成を探して4段目ワンパンができるかどうかを確認し、さらにそれが安定なのかどうかまで精査して、とかなり大変ではありますがそれに見合った内容です。クラメン視点だと初日しか使わない編成を複数ルート用意しなくて済み、なおかつ管理進行側としても凸編成の例を提示しやすいというメリットも大きいです。ここは今後もゆるく実施していきたいと思っています。

各ボスの最終着地予想

進行側は特に2日目以降は各ボスが何周目までいくか、宝箱のままで1日の凸がすべて終わるボスがいるかどうかの予測およびチェックを行いましょう。これは自分の活限とも相談なので必ず自分でチェックする必要はありません。なんなら最終凸で全員完凸したときに終了時点のボス状況のスクリーンショットを取ってもらうだけでもかまいません。
どのボスが遅れ気味になるか、どのボスが進みが早いかを把握することでクラメンに対して早めのルート変更を提案することができます。理想は3日目の凸ルートを最終日まで継続する、出来る人は最終日5ボス等のスコアが出やすいボスを宝箱にするためにルートを変える準備をしておくという状況です。クランバトル期間でも練度はあがっていくもので、それはやはり同じ編成同じTLの試行回数が重要です。安定度にも関わります。最終着地予想ができていれば宝箱になっているボスが復活するか、遅れがちなボスはまだ凸予定があるのかを予想してクラメンに練習してもらうかどうかの判断を早く行えます。
ちなみにこれはさらに上のクランだと初日パズル的な感覚で事前に周回数予測を計算しているとかなんとか…
弊クランは結構アナログなので全凸スプレッドシートに集計していました。手間はかかりますが実数値として偏りがわかるので推測等いりません。個人的には集計する作業も結構楽しい。

CRAFTグループ(仮)への加入

100位以内を目標に準備を進める中で、弊クランがCRAFTグループ(仮)に加入したことはとても大きい出来事で、53位という順位は間違いなく弊クランだけの力では達成できませんでした。CRAFTグループ(仮)の詳細については10月時点でCRAFT所属のcolorsさんのこちらの記事に詳しく書かれています。こちらもぜひご覧ください。

加入したのは8月からなので私のnote特別編1の後になります。ということで、ここで少しだけクラン単位での大規模グループへの加入についてまとめさせていただきます。

強いプレッシャー

クランバトルが毎月のお祭り行事へ

加入後に最初に思ったこと、それがクランバトルへの熱量です。8月に弊クラン及び姉妹クランの2つが加わり合計7クラン210人でのクランバトル環境となりましたが、ここまで大きいとトレモ期間が始まると一気に大量のTLが集まり、TLの研究や編成相談が行われ、トレモ検討VCが行われるなど活発です。TLを作る、編成を考える人もいればTLの検証をする人もいますし改善をする人や簡略化をする人もいます。これが大規模クランバトル…と圧倒されつつありがたく活用させてもらっています。7クラン210人いるということで、ちょうどいいマホ探しの旅も各クランで行われていたはずです。

この環境にいるとクランバトルのモチベは自然と上がりますし、クランバトル自体の質問もどこで誰にしたらいいのか明確です。ここまでくると一段とクランバトルが楽しみになりますし、それまでの準備もしっかりしないとと気が引き締まります。もちろん個人差はありますが、しばらくこの環境を離れる気にはならないな…というレベルにはとても良い環境だと思います。

強いTLと手厚いサポート

具体的なメリット、環境ではなく実践で恩恵を受けられている点としてはやはりTLの精度が高く、安定かつ高ダメージが出るTLがグループ内で生み出されているという点です。CRAFTグループ(仮)は7クラン合同ですが、すべてのクランにおいて手動編成が必須ではありません。なんならCRAFT以外はセミオートないしはフルオートも可となっています。だからこそ、setの付け外しのみ操作TLも重宝され、クランの壁を超えていかにダメージを伸ばせる操作を見つけられるか、ということも行われています。このTL作成班のおかげでTLのダメージは上昇し、事故要因になる箇所の対策が反映されたTLまで生み出される…という頭の上がらないすごすぎることが行われています。いやマジすげぇ。手動TLも高品質のもの揃いで、colorsさんの記事に紹介されている8月のティタノタートルTLは私も本戦4日間すべて通せるくらいには難易度が抑えられた状態かつ高ダメージでとても素晴らしいTLでした。9月に傭兵さんで入ってくれた方が弊クランのログなどを見て「普通にグラマス取れるダメージ出てるじゃん」という反応をしてくれるくらいには良TLが存在することを感じました。

そして、9月はCRAFTが休憩月であったということもあり凸ルート構築や編成相談などを個別に受けてくれる機会を多く設けていただけました。進行や自分の練度上げに忙しいときでも対応してもらえたのでとてもありがたかったです。本当にありがとうございます。いずれうちのクラマスにお礼参りにいかせます。いらないって断らないでくださいね。

CRAFTグループ(仮)への加入がこのnoteの題名である「S帯を見越したクラバト進行」とは関係ないように感じられるかもしれません。私がここで取り上げた一番の理由はクランとして他クラン経験者や他クランとの交流が将来的なクランバトルの強さを底上げしてくれると感じたためです。9月以前にもクラメンが修行に行ったクラン様は数多く、中には本人は厳しいと思っていたが経験者が背中を押してくれて良い経験だったと帰ってきたクラメン、修行先のクランでの経験を弊クランにしっかり落とし込んでくれたクラメンなど今回の目標を通してクランとしても個人としても成長できたと感じています。10月以降は本来の目標である300位以内安定を掲げてやっていきますが、実際どれくらいの順位に落ち着くのか予測できず今から楽しみです。

最後に

クランバトルにおいて高い順位を目標とする際には、凸のダメージ以外にも重要な要素があります。本記事でその要素をなんとなくでも感じてもらえたら幸いです。

CRAFTグループ(仮)への加入を希望される方は各クランの窓口まで気軽にご連絡ください!11月以降、クランによってはさらに先まで空きがない、なんてことも可能性としてはありますが早めに声をかけていただければその分優先して枠が空いた際に声をかけさせていただく可能性があります。ぜひ!


8000字を超える分量の多い記事になってしまいましたが最後までご覧いただきありがとうございました。こんなこと教えろ!みたいなことがあればコメントや私のTwitterDMまでどうぞ。(TL関連の内容は答えられないことがあります。ご了承下さい)

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