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Extended Essayについて [IB Diploma - Global Politics]

IBが終わって暇(嬉)なので約一年かけて書いたExtended Essay(EE)について振り返ろうと思います。これが私の人生初の記事になることを考えると「本当にIBが人生の全てだったんだなあ…」とダル元彼ムーブを普通にかましてしまいますね。できるだけ簡潔に、脱線せず書こうと思います。後半でえらそうにアドバイスまでします。

私は
①Global Politicsの授業が本当に楽しかった 
②大学で政治・国際関係系の専攻を考えていた
③Global Politicsの先生が困ったときは助けてくれそうだった
ことからGlobal PoliticsでEEを執筆しました。

タイムライン

大体のタイムライン、提出したものは下の通りです(私の学校は11年生の序盤コロナでオンラインになり、EEの始まりはかなり遅かった方だと思われます)↓

2023年3月: Annotated bibliography提出
これ全部の学校でさせられるのか?正直EE本体よりこれが大変でした…今でもこやつはなんなのかよく分かってませんが、これに時間をかけることで自分がEEでやりたいことがしっかりわかり、舵を取れるようになる気もします。

2023年6月:11年生終わり。体感20%終わってる?くらい

2023夏休み前半:溶かす
2023夏休み後半:そろそろ何かせねば…と思いEEに取り掛かる。
休み中は一日中EEのテーマについて考えていられるのでかなり捗りました。書きたいこと全部書いたら5,000語行って焦りました。

2023年10月: 下書き提出
このとき98%は終わっていました。Queen of procrastinationという名誉ある二つ名を授かった私ですが、EEはなぜかパパッと終わらせることができました。

2023年12月: 完成・最終締切
10月の時点でほぼ完成していたので、自分で定期的に読み直して気になるところがあればちょこちょこ直し、提出しました。

アドバイス

  1. 十分・充分なリサーチ
    4,000語はかなり多く思えますが、リサーチがしっかりしていれば難なく書ける量だと私は感じました。特にGlopoの場合は複数の視点をカバーすることが高得点への鍵だと思うので、世界中のニュースに目を向けて、日頃から自分が選んだ主題と関係する出来事を記録しておくべきだと思います。

  2. ソースしっかり記録
    私の学校だけなのかは不明ですが、私は引用をする時、ソースにアクセスした日付が必要でした。私はソース管理用の表を作り、有用な記事や論文を見つける度にその表に記入していました。私が記録していたのは、
    - タイトルとリンク
    - 読みながらメモ
    - 読んだ日付
    - APAフォーマットの引用
    です。APAを同時進行でやっておくと、最後にReferencesを終わらせるときコピペだけで済むので楽でした。

  3. 背伸びしすぎない、自分に合ったテーマ
    これはEEに限ったことではなく、IAなど他の課題に関しても同様ですが、無理して「難しいことを言っているように見える」主題を選んでもいいことは特にないと思います。しっかり自分が理解できる主題を選ぶのは大事です。

    これは余談なんですが、私は最初、実際に取り掛かったものとは違う、もともと自分が一番興味を抱いていた主題を選ぼうと思っていました。しかし、リサーチを進めるとともに自分の無力さの方に意識が行ってしまってどうしようもない状態になったので主題を変えることに決めました。EEは何時間も睨み合って書くことになるものなので、自分が書いていて落ち着かない主題も、避けた方がいいかもしれません。

  4. (アメリカなどの大学に出願する場合特に)焦らず急ぐ
    IB生、なんと時間がないんです……焦る必要はないですが、早め早めの行動を心がけて損はありません(自戒)。特にアメリカなど、11月〜1月にかけて締切がある大学に出願する場合、EEの最終締切が被ることも考えられるので、少し急ぎ気味がちょうどいいと思います。私も11月はUC系とUBCの出願に学校の行事が被り全然寝れていなかったので、「もしEEを夏頑張っていなかったら……」と思うと吐きそうです。

まとめ

ここまで怖いことを言ってきましたが、最後に、案外なんとかなるということも書いておきます。絶対終わります。気が向いたら使ったツール・プラットフォームとかも追記しようかなと思っています。質問・相談などがあれば答えられるものには答えます、なんでも送ってください^^ 次何に関する記事を書いたらいいかのおすすめもお願いします、早速ネタ切れです
2023年6月

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