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第2回 #ダム際ワーキング越境学習ツアー浜松・佐久間ダムレポート

2023年1月19日(木)、静岡県浜松市・佐久間ダムにて人材開発/組織開発そして越境学習の専門家と企業担当者、そして佐久間地区の皆さんが集まり、地域/組織/立場を超えてディスカッションしました。

運営の視点からイベントの様子をレポートします。

1.前夜祭

1月18日、竹内義晴さんより「浜松に着きました!」とのメッセージをいただき、せっかくですので炭焼きハンバーグレストランさわやかへ。ちょうど『げんこつ・おにぎりハンバーグフェア』開催中で混雑していましたが、30分ほど待って席につけました♪
こちらは初・げんこつハンバーグの油はねを防止する竹内さんと、沢渡あまねさん。いい笑顔ですね!

左から、竹内義晴さんと沢渡あまねさん

2.バスで佐久間へ!講師挨拶と自己紹介で会場あたたまる

よく晴れた1月19日木曜日。JR浜松駅そばに集合して、バスで浜松市佐久間町に向かいます。
1時間20分の道のりをどう過ごすかというと……ご挨拶そして自己紹介タイム!飽きさせません寝かせませんw

まずは当ツアーのプロジェクトリーダー、静岡放送大見さんの挨拶。なぜ佐久間なのか?なぜダムなのか?決して平坦でない道則を経て、ダム際ワーキング越境学習ツアー開催に至った経緯、その思いを熱く語ります。リーダーがみんなの心をギュッとつかみます!

続いて、講師沢渡あまねさんの挨拶。なぜダムなのか?ここで何を起こしたいのか?熱いです。バス内の気温が上がった気がします。
※以下の写真は12月12日越境学習ツアー時に撮影したものです。

バス内でお話しされる沢渡あまねさん。(第一回ツアー2022年12月12日の写真)

続いて今日のゲスト講師、法政大学 大学院教授 石山恒貴(いしやま のぶたか)さん。なんと、つい先ほどプロジェクトリーダー大見さんが話した内容を越境学習の観点から分析して語ってくださいます。すでに講義は始まっているのか…!?

バス乗客の皆さんもボルテージが上がってきます。ちなみにこちらは浜松市曳馬付近。バスはヤマハ株式会社さん本社横を通るので可能なら紹介したいのですが、そのスキがないほどの盛り上がりでした。

佐久間町に到着するまでの1時間20分をフルに使って自己紹介タイム。(運営としては自己紹介が終わる前に到着しないかヒヤヒヤしていました)20人の参加者さんの自己紹介も熱く、会場に着く頃にはすっかり「あたたまって」います。

佐久間町浦川に着いた瞬間の記念撮影

3.昼食〜越境学習講義からのディスカッション

今日の講演会場である割烹旅館おかめさんに到着。

割烹旅館おかめさんで昼食。お弁当に追加して鮎のオリーブ漬けのペペロンチーノも出してくれました。おいしかったです!
昼食後は、佐久間地域の皆様のご挨拶。さきほどいただいた『天然鮎のオリーブづけ』についても説明してくださいました。商工会議所代表さま、割烹旅館おかめの女将さん、佐久間にUターンして働く方。大見さんとともにこの場を設けていただき本当にありがとうございます。

続いて、石山恒貴さんと沢渡あまねさんによる講演です。

石山さんの講演パート。まずは越境学習の概観をとらえます。書籍『越境学習入門』の表紙、イキイキと冒険に向かうイメージがよいですね!

真剣に耳を傾けつつメモをとる参加者のみなさん。

『ゆるキャン△』も交えて、従来になかった組織のあり方を語る石山さん。新時代のチームを作りたい方は『ゆるキャン△』を要チェックかも。
スクリーンを見ると、石山さんがちゃんとカメラに収まっていますね。これ、沢渡さんがご自分のPCのカメラで石山さんを映してくださっていたんです。すばらしい機転…!!ありがとうございます。

続いてグループディスカッション。テーブルごとに「講演を聞いて感じたこと」、「行動しようと思ったこと」そして講演者お二人への質問をまとめます。

全国から、人材開発/組織開発や地域活性に取り組む方が集まりました。

グループには、佐久間地域の方も入ってディスカッション。地域を超え、組織も職種も立場も超えた対話です。

4.佐久間ダム見学

講演&ディスカッションの後は、佐久間ダムへ移動します。道すがら、「浦川のコストコ」なる看板を見つけました。ここで鮎の塩焼きやお惣菜を売ることがあるのかな。佐久間ダムに行くときはチェックしてみよう。※佐久間町浦川地区です。

佐久間ダム電力館で、若林所長さんに佐久間ダムについて教えていただきました。

説明のあとは、佐久間ダム展示施設を案内してくださいました。

 佐久間ダム建設当時の新聞記事。当時としては最大規模のダムは、なんと3年で建設されました!

諏訪湖から遠州浜までの地図を床で見られます。佐久間ダムは、諏訪湖から海までのうち上流・中流・下流どこにあるでしょう?

電力館の展望台から、ダム湖と堤体を眺めます。

続いてダム内の見学へ。巨大なコンクリートの側面に、空のような青色で「佐久間ダム」と書かれています。この明朝体っぽいフォント、いいですよね。

堤体を下から眺めます。薄いブルーのローラーゲートの1枚の大きさは、25メートルプールの半分ほどの大きさがあるのだとか。暴れ天竜の水を制御してきたゲートなのですね。

高さ150メートル。さっき立っていた場所がとても小さく見えます。

バスでJR浜松駅へ向かいます。ダム際ワーキング越境学習ツアーの全日程は終了。参加者のみなさま、全国から浜松のダムまで来てくださって本当にうれしいです。今日の経験から何かを持ち帰っていただけたらと思います。


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