今更ボカコレ2024冬振り返りと新曲のこと

　お久しぶりです。東風東です。

　ボカコレのこと投稿したと思っていたら

　下書きにバリバリ眠っていました。
　なんで？

　ということで、超遅ればせながらボカコレの話と新曲について振り返っていきます。

まずはボカコレ

↓ボカコレの曲↓

　例によってMVは描いてます。
　作画枚数は節約。

　というか3月現在、
舞台の関係で関西にいるので、その準備で時間が全然捻出出来なかったという話もあります。

　今回も思ったより音数が多くなって
結局まとまり切らない曲になったかもしれんと思っています。

　最近「こういう曲が作りたい」っていう実像をあまり掴めてなかったこともあり、上手くいかなかったボカコレだったなという気持ちもありますが

　一方で今回の失敗したと思うところを改善できるように作るモチベというか、
何がダメだったかを改めて見つめ直すいい機会になったなと。

　さて、8月現在またもや関西にいる僕が改めて振り返ってみると、

　いい曲ではあるけどやっぱりとっ散らかってる気がするなというのが正直なところで、
　これを作っていたころのインプット激弱期間がダイレクトに響いたなという感じです。

　ただ、確かやりたかった方向性の
「日常の小さな悩み×可愛さ」
「寂しさ×ポップさ」
みたいなミスマッチっぽいイメージを混ぜて作るのは上手く行けてるんじゃないかな？と思います。

　この時のボカコレ、マジで同時期ルーキーがあり得ない数字出してたので、

　とんでもない嫉妬心がありながらも、
「彼らの曲が見つかって良かったなぁ」と勝手ながら思っておりました。

　もう記憶は薄れてきましたが、いいボカコレだったなと。
　ただ、近づくラストルーキーに戦々恐々としておりました。

そうこうあって出た新曲

↓出した曲↓

　ニコ動鯖落ちってマジ！？！？！？！？

　ということで流れたラストルーキー

　ラストルーキーに向けては、この曲以外にも出したかったんですが、舞台終わりto舞台遠征という超過密スケジュールでどうにかできそうな曲がこれ一本に。

　と思った矢先にボカコレ延期。
　鯖落ちはめちゃくちゃ悲しかったですが、不幸中の幸いと言ってしまっていいのか、色々が重なってこの曲は「ニコ動おかえり」の曲に変化しました。

内容は全然違うけどな！！！！！

　ていうかニコ動鯖落ちして気づいたけど俺思ってる以上にニコ動常用してたんだなって。

　もちろん日々使ってる自覚はありましたが、意外と「あ、ニコニコ見れないんだ今」とか「ボカコレ(アプリ)使えないんだ」って思う日が多くてびっくりしました。

　さてこの曲ですが、

　こんなこと書いていいのか？

　と、自問自答を繰り返しまくった曲でした。

　テーマは聞いての通り「恋愛」みたいな。
　柄にもない内容をひたすら書き連ねるポエトリーになりました。

　なんというか、僕は恋愛が下手な人生を送ってきたので、
　それをそのまま文にしたものを、字数やら表現やら体裁やら整えて今の形になったという感じです。

　もちろん歌詞中の虚実、ございます。

　念のためね。

　そんな保険を入れた上で、今回の歌詞で一番「ここ書くのやばいよね〜」って思ってたとこの弁明をしたいんですが、

嫌いになんてならないし、
でも、ずっと愛してるなんて無責任だから
「あなたの一生を一生かけて一緒に生きられる」わけはないから

2番冒頭あたりの歌詞

あなたを愛する僕が愛してるあなたをずっと
愛しているばかりに
あなたが愛する僕の側にいるべきでないと
僕が気づいてしまうから

2番サビ前の歌詞

　これ実際「人生を共に終えられる誰か」と一緒になる、結婚するとかってめちゃくちゃ難しいし責任がある反面、その言葉ってめちゃくちゃ無責任だよなと思うのは本当で、

　例えば昨今の「推し」とかの概念が一般化した中で、
推し変とか、そういうこともこの世界ではいっぱいあって、もっとグロテスクで現実的な話題になると不倫とか浮気とか、そういうこともあり得るわけで

別に推し変が悪いとも思わないし、不倫とかを肯定するつもりもないし、するつもりも毛頭ないですが、
　それらを100%ないですって言い切るのは、なんというか、現に存在してるこの世界を見た上で、聞く側からすれば無責任だよなと。

　でもそんなことを思うやつこそ一番無責任だから、そんなやつの下で愛しい人が幸せになれるわけないし、

　僕は根が超ネガティブで「全人類俺のことを薄っすら嫌いなんじゃないのか」と思って生きてるので、
　そんなやつが「幸せにします」とかほざくんじゃないよとも思ってしまうし、

　ってことは僕の側ではあなたはきっと幸せにはなれないから、みたいな

　そんな感じの思想が全体にブワ〜っと蔓延してる曲でした。

　めちゃくちゃ陰鬱でモヤる曲だ〜〜(最悪)

歌詞以外の部分としては、とにかく変なシンセを使いたかったというのが目標。

　Vitalのプリセット参考にしたり調整したりしながら、色々シーケンサーのパターンを作って、エフェクトかけて左右に振って、そこにSpliceで空間系埋められるサンプル漁ってシンセに合わせて埋めてみると、なんとまあ意外といい感じに。

　あと、とにかく「電話」の音を使ってみたいと思ってパーカスで入れました。
　歌詞的にはそこが電話である意味が薄くなっちゃったわけなんですが、個人的には「誰かへ伝える言葉」を伝え続けてる中で、ずっとなり続けるコール音はある意味で「伝わらないでいてほしい時間」みたいな表現になってる気がしていいなと。

　ちなみに、後から筆記音とかを追加で入れたりもしてます。軸ブレブレですね。

理屈と膏薬はどこにでもつくといいますが、
何はともあれ結果的にいい感じにできました。

　映像は超悩みました。

　結果だけを見れば安牌に逃げた感は否めませんが、正方形MVで行きたいと思ってちゃんと作ったのは偉い。

　正方形にしたかった理由は特にありません。
　気分です。

　実写背景案もありましたが時間の都合で断念
　めっちゃ動かす案もありましたがこれも時間の都合により断念
　関西にいる今、自分の作業環境がない中で、どうにかやりくりできる方法は何かないかと考えた結果、手書きMVの歌詞も手書き入れという結論に。

　1日だけ所用で関東に帰る用事ができたので、その日にガッツリMV作業を終えて、ミス検査もできぬまま投稿。
　ミスがあったら教えてクレメンス〜

　結果としてポエトリー初の青背景。
　白でやればよかったかもと思いつつも、作業時間がないのでそっちを見ることも断念。

　妥協の結果というのはあれですが、なんだかんだしっかり満足はしています。
　せっかくだしということで口の動き合わせたりとかしたし、目もぱちぱちさせたし。

　悔やむべきはボイボ文化祭に間に合わなかったこと。TTちゃんにめちゃくちゃお世話になってるから超出たかった。

　何はともあれ #ぼかえり2024夏 に間に合ったのはよかった。
　おかえり！ニコニコ！！！！！！！

それでは、また。