駆け出しお絵描きにすとの自己紹介

私がイラストを描き始めた理由を少し紹介させてください。

子供のころ、絵を描くのは好きでした。

そして私のママはほとんどプロの油絵師さんでした。(金銭が発生しない絵ばかり描いていたのでプロとは言えないか?)

絵のプロのママは私が絵を描くたびにことごとく容赦なく粉砕しました。

腕の位置がおかしい。
アングルのセンスがない。
個性がない。
つまらない。

そしてママが2~3分手を入れると私のどんな酷い絵もびっくりするくらい魅力的に生まれ変わり、妥協できないママは私の学校の絵にも手を出したので、コンクールに入賞したりして気まずい思いを何度もしました。

高校生くらいから私はこっそりプリントの裏にイラストを描くことはあっても、人前でイラストを描くことはなくなりました。何か頼まれると「イラストは苦手なんで」と断るようになっていました。

社会人になりデザイナーとなってもイラストだけはイラストレーターさんにお任せし、自分で描こうとは思いませんでした。一度も。

私にはムリだ。
描けない。
下手だから。

そして人生山あり谷あり。紆余曲折あり。
ちょいと絶望したりしながらも
PACAOに出会って救われて沼り。。。
(中略)
やがてPACAO杯を知ります。

大好きなPACAOが素人の絵にいいねしたり感想を書いてくれているのを見てびっくり。いいなぁって単純に思いました。「私も見てもらいたい」って強く思いました。

それでももう何十年も避けてきたイラストが突然描けるわけもなく。
試しに書いてみたもののとても人前に出せるような絵は描けず。

悔しさもあって

描ける人は頑張って。

的な、後ろ向きなコメントをTwitterに投下してしまいました。でもそのコメントをしたことで少しは大会に関われたような気にもなって、それはそれで満足しました。

でもそのコメントにリプライをくれた方がいました。
PACAO杯に出場する選手の方でした。

絶対描いた方がいい!上手い下手じゃなくて、あのタグに参加するだけで幸せな気持ちになるから

そう言われました。
ムリですと答えましたが、何度か押され、気が付くと描く約束をしていました。たぶん本当は描きたい私の気持ちを察していたんだと思います。

無理なく楽しんで描いたらそれだけで優勝!!

その言葉は、まるでPACAOの言葉のようで。
今もことあるごとに私の胸によみがえる言葉です。

そうしてなんとか描いたイラストがこれです(恥)↓

画像1

ソフトも何もなかったので、どうやって始めるかもわからず、たまたまiPadに入っていたドローソフトみたいなやつを初めて開き、ネットで使い方を検索しながら夢中で描きました。

ほとんど絵というよりは文字ですねw

満足という言葉には程遠いイラストでしたが、約束をしてしまったので、半分泣きそうになりながら仕方なくアップしたのを覚えています。

しかしなんと、この殴り描いたイラストのような文字のようなインクの塊が、PACAO CUP ROOKIES 開催当日に、PACAOさんのツイッターヘッダーを飾りました・・・そんなことある?・・・うううう(T_T)

この時以来ずっとPACAO杯にイラストを投稿しています。

PACAOさんに見てもらった嬉しさはもちろんですが、
描いているとき確実に❝楽しかった❞のを自覚してしまったので。

それに描いている間はもう夢中で、絵のこと以外全部忘れられる感じが、私にとって非常に救われる時間となっています。

次はもっとうまく描きたい、あんな絵も描きたい、こんな絵も描けるかな?・・・
色んなソフトやイラストのことを勉強して。楽しい。
うまくなっているような実感も少しは生まれてきて。嬉しい。

でも、もし描いている途中に楽しくなくなったらやめます。
もうママもいないし。
無理なく。描きたいだけ描いて。一回離れて。また描いて。
ゆ~っくり。でももっとうまくなりたいな~。

そんな風にゆったり描いている駆け出しのお絵描き初心者です。
ソフトの扱いも勉強しながらなので、色々常識外れの部分もあるかもしれません。。。

訪れていただき、また、こんな駄文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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