声を出し、いじめられた話。

中学の半ばで、転校して私は頑張って
場面緘黙症を克服する事ができた。
帰る方向が同じ3人組の女の子達が
声をかけてきてくれ、仲良くしてくれた
のも大きかった。
でも、その辺りでフラッシュバックする
ほどのいじめ似合う。

ある日、クラスの女子が嫌われる男子の
床に落ちている私物を蹴って遊んでいた。
それを、私にも蹴って欲しいという。
断りきれなくて、蹴ってしまった。。

それを見ていた不良男子グループのいじめの
標的が、その時に私に変わった。

授業終わりには私の机と椅子が
ぐちゃぐちゃにひっくり返される。
国語の時間、私が当てられたら耳をふさいで
笑う。先生も舐められてたので注意してくれ
なかった。。
仲良しの子達と入った美術部の机の下で、
しょっちゅう泣いていた。
でも、みんな標的が自分になるのが怖いから
私を励ます事だけしてくれた。
何度も、何度も、あの時に河内のおっさん
みたいに、ふざけんじゃねぇぞって1人づつ
耳に刺してる指を取っていく、、
そんな夢をみた。
しばらくすると、標的がかわって
いじめられなくなった。
昔から、漫画の悪役側みたいな人には
なりたくないって、ずっと思ってた。

小学校の時に天パが気持ち悪いって、
頭をグーで殴って来た上級生。
歩く時に俺と同じ足をだして揃えて歩くな
とか意味不明な事を毎朝言ってきた男子。
私の財布から500円取って、
ジュースみんなにおごるよ〜!って
言ってた女子。
ファミコンゲームで私が勝つと
体をつねって来た女子。

みんな、元気にしてますか?

私は、こんな人達になりたくない。
子供にもなって欲しくない。



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