見出し画像

◆勝手に彰俊的下馬前評判!! vol.16 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

「追い越し車線爆走中 Terminator岡田欣也」

ティモシー・サッチャー欠場により、ひと枠空いたチャンスを自ら掴んだ。

与えられたチャンスに対して、勝負は時の運ともあれ、掴んだ事は紛れもなく実力なのだ。

それは、人は「チャンス」という、己に突然来る「ノックサイン」を敏感に感じた時、それまで「努力」という準備を万端にしておかなければ掴むことは出来ないからなのだ。

なれば、世界で唯一速度制限が解除となる速度無制限区間がある「アウトバーン」の追い越し車線を走るが如く、リミッターを外してN-1を走り抜ければよい。

自分自身の為だけに・・・後悔などせぬように・・・

ちなみにアウトバーンの「アウト」は(英語の「オート」)自動車を意味していて、「バーン」は人や馬も歩くような道ではない「専用路」、すなわち自動車専用道路の事である。

近年においては、交通量の少ない地方の路線を除いて、300㎞/hを超えるような超えるような超高速走行は難しくなっているらしいが、「ブガッティ シロン」という車で417km/hで走った記録がある。

余談ではあるが、この速度無制限で育った車はカタログ数値に「最高速」ではなく「最高巡航速度」と記載される事が多く、高速度で巡行出来る性能や万が一の衝撃に対する安心感から自分の車歴の7割はこの国の物だった。

話しは戻るが、岡田選手のキックはテコンドーがベースで、衝撃の重さが日々増して来ている事は、試合を観ている皆さんが一番分かっていると思います。

分かりやすいのは「音」で、インパクトのスピードが速い衝撃音は乾いた高音となり、重さと押し込む衝撃が強いのは低音でドスッと響くので、各選手の使い分けや違いに注目すると試合を観る楽しみが増えるかと思います。

なので岡田選手は後者にあたります。

テコンドーの中でも得点を取るキックではなく倒すためのキックなんです。

先程の試合を観る楽しみの捕捉ですが、キックはどうしても上げている方の脚に注目しがちですが、軸足がどの様になっているかの違いにも注目です。
発言的にはあまり過激な事を発しない彼ですが、内に秘めているものは強く、グランドが得意な選手との戦いでも、果敢にグランドで向かって行く一面と、正面から思いっ切りぶつけてくるところがあるので、N-1ではその部分がより開花して発揮されるのではないのでしょうか。

「Eighty percent of success is showing up.」
(成功の80%は、その場に現れること。)米国の映画監督、俳優であるウディ・アレンの言葉である。

彼は、脚本家 監督、脚本、主演の三役をこなして成功した映画人は三人だけと言われている中の一人で、他の二人はチャップリンとオーソン・ウェルズ。

そう、岡田選手はN-1というステージに現れたのだ、それだけで80%は成功している。

その後は彼自身が答えを出してくれる。

この2022年の夏という時代、N-1という場所に突如現れたTerminator岡田欣也!

もしリングに立った時の彼が、成長した未来から来た彼だったとしたら・・・

どのような戦いを見せてくれるのか・・・岡田選手の戦いから目が離せるわけがない筈だ!

プロレスリング・ノア
齋藤彰俊

▶️チケットご購入はこちらから
https://l-tike.com/st1/noah/sitetop
▶️プロレスリング・ノア 今後の大会スケジュール

▶️グッズご購入はこちらから