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「彰俊的徒然草」note 福岡大会 プロレスリング・ノア齋藤彰俊

気の向くまま思いつくままに、「草」は慰めるために書いた、すなわち取るに足らぬ文章の意であると言われてますが。
別な角度からの解釈説で「草」は植物を表すのではなく、ノートを表すという説から、note版「彰俊的徒然草」といたしました。
皆さん今後ともよろしくお願いいたします。

さて武藤さんが参戦決定した福岡大会。
この地で目に出来るのは最後になるかもしれない・・・いやっ最後なのだ。
その福岡大会での自分自身の戦いはといえば、我がファンキーはマサ北宮選手&谷口周平選手と対戦となる。

北宮選手は独自の戦いというものを確立し、安定した強さと共に、正面からぶつかり受けきる強靭な肉体とタフな精神を持ち合わせ、プロレスラー像とは何たるかを気付かさせてくれる選手で、彼とのぶつかり合いで生じる痛みは、本来ダメージとなるはずなのだが、心の奥にあるレスラースピリッツに火を点け、体の痛みとは裏腹に心は更に来いと燃え上ってしまうのだ。
もう一つの意味であるよりもアルコール度の高くなる蒸留酒というのも頷ける。

お酒のスピリッツの中には、ラベルに火気厳禁と書かれている高アルコール度数の物まであるのだから、燃え上がるという点では同じなのかもしれない。

かなり昔ではあるが、自分も強さをアピールする事で自分自身を奮い立たせていた頃、「スピリタス」というウォッカのボトルを空けていた事があったなぁ・・・

谷口選手はファンキー立ち上げの初代メンバーであり、チームのKING決定戦をを制した選手である。

先程「チーム」と書いたのは、その当時は共通の目的や達成すへき目標とやり方を共通し、連帯としての責任を果たせる集合体に谷口選手が居たと思っていたからなのだが、もしかしたらその当時から彼にとってのファンキーはグループかユニットだったのかもしれない。その意味合いは決して悪い意味ではないのだ。だからこそ、ファンキーを離脱という一石を投じた事で、自らに波紋を起こした彼の行動にも注目している。
持っているスペックは限りなく高い。

あとはランディング地点を明確にし、それに向かう為の自己主張、そう、あとは自我を芽生えさせるだけではなのではないだろうか。
通常多くの人間は、1歳から2歳にかけて自我が芽生えるものだが・・・
これは冗談として、自我が芽生えた後に自立が来るのだから、高スペックを持つ谷口周平とは何者なのかを見てみたい。

自分自身はといえば、選手としてもスタイルとしても完成しているヨネ選手と同じコーナーに立ち、己自身のIDを示すために正面からぶつかり合いながら自問自答と答え合わせをする戦いになると思っている。

武藤さんの引退ロードもカウントダウンに入った今、この福岡大会も貴重な一戦となる。

そのカードに入ったのは同コーナーでは、団体を共にしてきた小島選手、そしてニンジャ・マック選手であるが、よくよく考えると「愚零闘武多」「愚零斗孤士」「忍者」の一面を持つものが並び立つのだから、なるほどと頷いてしまうではないか。

反対側のコーナーには丸藤選手、ジャックモリス、HATATA選手となるのだが、こちらはこちらで対角線に選ばれた意味もしっくりくる。
このカードの意味合いは何なのだろうか・・・

同コーナーには「共に流れてきた時代」対角線には「天才同士の戦いの語り合い」そして抜擢された「期待のホープ」さらに「ジュニアとヘビーの戦い」が見えてくる。

武藤さんの姓名判断には「才能に恵まれ人気がある。名声を手に入れる。」というのが出てくる。

これには全員が納得してしまう筈。

その武藤さんの引退ロードなのだから、これから行われるロード全てにおいて最後の最後まで「武藤敬司の主張」と「武藤啓司からの継承」は言うまでもない。

継承・・・それは教えてくれるものではない。感じるのだ。
論理的に教えれるものではないはず。
その場その場の閃きがそうさせるからなのだ。
天才とはその様なものなのだ。
だから、自分自身の感性で解釈し、その感性で自分らしく伝承する・・・
先ほど言った今回のカードの意味合いは何なのだろうか。
それは「光」ではないだろうか?
光とは何か?
キラキラとリング上から光を放つ存在感と魅力だ。
いうまでもなく武藤さんの放つ光は凄い。

他の選手も負けてはいられない。
ジュニアの前哨戦でもあるからヘビーにも負けてはいられないだろう。
でも主役は・・・

光の輝き方にも色々ある。

自分自身を主張し譲らない光、明るくあたたかく全体を照らす光、眩くキラキラ輝く光。
それを例えるのならば、対向車線がハイビームで視界を遮る程の光、電球が回り一体を見守るかのような光、海一帯に太陽光が反射した光や木々の隙間から差し込む光。

今回のこの試合で、各選手はどのような「光」を放つのだろうか?・・・放たなければならないのだろうか?・・・

皆さんはどのように思うでしょうか?

カウントダウンに入った引退ロード、なかなか手に入らない、数が少ないもの、すなわち価値が高い希少性の法則を超えて、超リアルワンタイムオファーといえる、まさしく一期一会の「戦い」と「闘い」を福岡国際センターにて是非ご堪能頂ければと思っております。

福岡の思い出といえば、試合後に心身を癒しに行った屋台、もつ鍋、水炊き、芋焼酎、博多ラーメン、明太子、人の温かさが思い付きます。
近年、ビジネスの導入も多く、住みやすい土地として人気も上がっていて、移住してくる方も多い。

地下鉄で博多から5分という交通便、老若男女賑やかに話し声が聞こえるオープンな屋台等、その様な魅力がそうさせているのかもしれません。
このnoteを書いている時に、何年か前に見たドキュメンタリー番組を思い出した。

人の温かさはここからも見え隠れするのではないかと結びついた・・・
それは明太子の歴史からも見える受け入れ態勢の人間性だった。
主人公のご夫婦は、韓国の釜山に住んでいて、それが明太子との縁の始まり。

毎日のお惣菜に、キムチと明太子は欠かなかったのだとか。
昭和21年に引き上げて来て、兄弟の居る福岡に。
奥さんがあの味が忘れられないという思いに、あの味の明太子を作ろうとご主人は明け暮れ、明太子が出来上がったのは昭和二十四年、年あけてすぐの一月十日。

でもそれから十年くらいは売れない日々が続いたとの事。

あっそういえば明太子の名前の由来は、スケトウダラのことを朝鮮語でミヨンテと言い、漢字で明太(メンタイ)で、その卵だから明太子でミヨンテコ、メンタイコになったらしいです。

売れだしてからも「一流商品は、一番いいものを、一番安く売ることばい。一番いいものを、一番高く売るのは一流商品じゃなかばい」と仰ってたとか。

受け入れてくれた博多に感謝し、施設や山笠に寄付をし続け、明太子の製造法を企業秘密とせずに、知りたい人には喜んで教えたんです・・・
そして今は名物に。

そんな物語のある福岡・・・皆さん熱い一期一会の試合を観た後に、あたたかい街とグルメで癒されてはいかがでしょうか。

by彰俊

SUNNY VOYAGE 2022
日程: 2022年10月14日(金)
開始: 18:30 開場時間 17:45
会場: 熊本城ホール シビックホール

SUNNY VOYAGE 2022
日程: 2022年10月15日(土)
開始: 17:00 開場時間 16:15
会場: サンアリーナせんだい

ABEMA presents DEMOLITION STAGE 2022 in FUKUOKA
日程: 2022年10月16日(日)
開始: 15:00 開場時間 14:00
会場: 福岡国際センター

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