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勝手に彰俊的下馬前評判 2023 N-1 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

Bブロック
「彼を知りたくば視覚や心を読もう等と思ってはならない、感じるのだ 中嶋勝彦」

彼のトゲは外に向いているのか内に向いているのか…
本来武器となる研ぎ澄まされた牙でさえも、その切れ味から自身を切り裂く事もあるのではないかと思えてしまう程だ・・・

戦いの中で彼はニヤリとほほ笑む。
有利な時も相手の攻撃をかわした時も、ダメージがあるであろう攻撃を受けた時にでもそのシーンが見える。

人間が笑う時の心理は幾通りもあるだけに「なぜ」「こうだから」と一概には言えない程複雑で、その時の状況により笑いを作り出す意味合いは違う。
上記三点共に共通する心理はあるのだろうか?
言葉には捉え方によって幅があるので、「共通」に入れ込むことは可能であろうが、本来の意味合い的には無理が生じそうだ。

しかし、彼なら、中嶋選手には、どのような状況や状態でも、あの「ニヤリ」に確定した共通点がある。
それは心理的に「自分が優位に立つ」という点だ。
唯一の変化は「立」の後に「っている」という現時点での状況。「って行く」というこれからの行動に対する前触れ。「った」という勝利確信の時。と語尾が変わるだけなのだ。

皆さんに見て頂きたいポイントは、ニヤリとした後に真顔になる瞬間だ。
その時の「目」で心境を感じ取って、気持ちを中嶋選手と同調させると、試合の観方や楽しみ方が深くなる筈だから・・・
自分は中嶋選手を「狼」に連想してしまう時が意外と多い。
皆さんは如何でしょうか?
狼とすれば、キャッチフレーズを「一匹狼」と書くとカッコイイのかもしれないが、個人的にであるが、中嶋選手のイメージは「一匹狼」ではない。
本来狼はパック(群れ)の社会であり、パックは一匹狼を攻撃する習性があるので、生きていくのは至難の業で、自然と草食動物の生息密度が高い、パックの縄張りの外を行動範囲とする。
群れから離れる部分は頷けるのだが、草食動物が集まる安全地帯に行動範囲を移すイメージは皆無だからなのである。

では、あの独特の雰囲気を漂わせるのは「孤独」なのか?
それは断じて違うはずだ。
孤独という意味合いは、寂しい思いを抱えたり、心を通わせる相手がいない等、自身がなりたくてなったものではない事を表現する事が多いからだ。
確かにプロレスラーは己を信じ、リング上では自分自身が自らを守らなくてはならないので、ある意味似てはいるのかもしれないが、中嶋選手には心を通わせ、リスペクト出来る強敵(ライバル)がAXIZに居るではないか。
それでは彼は何なのだろうか?
自分なりのポリシーや美徳感覚を持ち、気持ちは群れる事のない・・・
そう「孤高の狼」なのではないか!
マイクでN-1のNは中嶋のNと言い放った孤高の狼よ、この夏は誰に牙を向けるのか?
by彰俊

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