N-1 VICTORY2022大阪大会プロモーション活動のちょっと裏側 プロレスリング・ノア 石黒（達）
プロレスリング・ノア年間最大のシリーズ「N-1 VICTORY 2022」がいよいよ11日から開幕します。
仙台から広島にかけて全国8大会で公式戦を行い、優勝決定戦は9月3日（土）エディオンアリーナ大阪第1競技場で開催されます。
シリーズに先駆けて、7月23日、24日は全国4都市で「プロレスリング・ノアFAN MEETING～N-1 を100倍楽しもう！～」を実施しました。
この規模で集中的にこのような企画を行うのは珍しく、地元の音楽イベンターさんなどのご協力もいただき実現しました。
今回、僕は23日の大阪会場を担当しました。
大阪会場と翌24日の広島会場は潮崎選手と清宮選手が同イベントに出演することが決まりました。
翌25日は清宮選手はそのまま広島で、潮崎選手は大阪に戻ることにして、
この日程を最大限に活用したプロモーション活動の予定を組み込んでいきます。
新幹線のチケットも２人に渡して、当日を迎えるばかりのところで思わぬ事態が発生しました。
潮崎選手が21日の試合中、頸部にケガをして翌22日の試合を欠場することになったのです。
負傷の場所が場所ですから、無理はできません。
「イベント中止？いや、清宮選手一人で開催してご希望の方には払い戻しか？」
「ラジオの番組出演も新聞社周りもキャンセル伝えないといけないかな？」
様々な対処策を頭の中で巡らせます。
いや、まずはケガの状態を聞いてみよう、と思い直し22日の午前中に潮崎選手に連絡を取りました。
本人からは「今は大丈夫です、明日からよろしくお願いします」というような返事が来ました。会社の選手マネジメント統括担当にも確認したところ、参加で大丈夫と。
いや、でもここは安静にさせなきゃいけないんじゃないかな？と迷いに迷います。
ただ様々なところに迷惑をかけるわけにもいかないので、予定通り実施することにしました。
当日、新幹線のホームで潮崎選手と合流した際は安心した一方で、無理をさせてケガの悪化になるようなことだけは避けようと決めました。
早速、ラジオの生放送に出演、その後は街頭ビジョンで大会CM放送用に本人のコメント撮りです。
撮影場所にパーソナルジムをお借りしていたのですが、そちらに置かれている器具が最新で珍しいタイプもあったためか、潮崎選手が素人目には割とハードなトレーニングを始めてしまったのです。
「いや、負荷のかかることしないでください！ケガが悪化したら大変だし取返しつきませんよ！」と何度も止めたのですが、「このくらいは平気ですから」と続けるのです。
確かに、プロレスラーの通常のトレーニングに比べれば、ウェイトも軽めなのか、また短時間だったのかもしれませんが、こちらは肝を冷やしました。
無事にいくつかのパターンを撮影することができ、その模様は現在なんば千日前通りの「アドビジョン」で放送されています。
次はFAN MEETINGイベントです。
軽く打ち合わせした後で、第1部を清宮選手、第2部を潮崎選手でトークショー、抽選会などを行います。
当初、それぞれトークショー30分、その他で15分くらいの予定だったのですが、
第1部の清宮選手のトークショーが50分過ぎても終わらない。
ああ、これはちゃんとタイムキーパーしないといけなかったなと猛省しつつ、ステージ袖から進行を務めてくださった加美幸伸さんに合図を送ります。
そこから抽選会、じゃんけん大会などを行って、第2部の潮崎選手にバトンタッチです。
出番を終えた清宮選手が「長すぎました？潮崎さんを待たせてしまって申し訳ないです。」と謝られたのですが、イベントを盛り上げるため一生懸命頑張ってくれてこちらは感謝だけです。きちんと時間管理できなかったこちらに原因があります。
そんな周囲への気配り、先輩への気遣いを欠かさない清宮選手には頭が下がります。
出演させていただいたラジオ番組のDJであり、イベント1部、2部を休みなく進行いただいた加美さんも大変だったと思います。ありがとうございました。
その後はサイン・撮影会も行いました。
参加いただいた皆様に楽しんでもらえるよう、最後までサービス精神旺盛に2選手は努めてくれました。
東京以外ではなかなか実施できていませんので、こんなイベントはまたこれからも続けていきたいですね。
さて、そんな感じで初日は過ぎ、翌日は2選手は広島へ。そしてさらに翌日、潮崎選手は大阪に戻ってきました。
お昼から在阪スポーツ新聞4社、ラジオ出演2本を時間刻みで出演します。
記録的な猛暑日の中、各社でPR活動を行いました。紙面やON AIRだけでなく、WEB、SNSで紹介いただいたりと2次作用で拡散してもらえると効果も高まります。このnoteもその一環です。
18時から予定していた最後のラジオ出演が30分早く終わったため、急遽、原田選手のご実家「原田精肉店」にもご挨拶に伺うことに。
毎年、大阪プロモーションを実施する際はスケジュールしていたのですが、今回は時間がなくて難しいと思っていました。
原田選手にも一本連絡を入れ、ご家族にも歓迎いただきました。
無事、潮崎選手を新大阪駅まで送り届け、全て予定通り終了。
撮影・編集、移動で毎回お手伝いいただいているカメラマンのUさん、マスコミ周りの段取りを行ってくださったYさん。
今回も様々なご協力をいただいたA-Sketchの皆さん。
そして、結果ハードスケジュールをこなしてくれた両選手。
様々な力を合わせて、N-1VICTORYの舞台に進んでいきます。
全部の会場が多くのお客様にお越しいただいて盛り上がりますように。
我々はまだまだ今以上に頑張っていきます。
そしてトークショーで語られていたように、優勝決定戦の舞台で潮崎選手と清宮選手が向き合ったら今回のプロモーション的には最高のエンディングです！
声援を出せない状況が続いていますが、皆様の熱い想いを送ってください。
会場でお待ちしております！
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