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勝手に彰俊的下馬前評判 2023 N-1 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

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「昨年のN-1で未確認生物から超認識されたGLG ジャック・モリス」

昨年のタイトルは「高度情報化社会に生けるUMA(Cryptid)」
以前情報が無く未知数と言われていたジャック・モリス。
人間は知覚出来ないものに対して動物の本能的不安感を覚える傾向にあるので、不確実性への不耐性となるのか、幽霊やUFO、宇宙人に雪男、ツチノコ等・・・みたいな事を書いていたのだが、通常未確認生物の正体が分かり、データが明らかになってくると安心感が増し、それに順応し、対応対策も出来て来るのである。直観力もあるが、情報の少ない未知なるものに仕掛けるのは危険度が高くリスクも大きいことから不安材料となりえる。

「失敗から学ぶ」とも言いますが、N-1は失敗は命取りなのだ。
実際にリング上に現れたジャックだが、清宮選手を破る等、情報を得たにも関わらず更に対戦相手への不安を煽るような戦いぶりを見せた・・・
上記は対戦相手の立場からの見方であったが、ジャック選手側からの視点となると、初めての参戦に向け、情報収集はしていた筈だ。
プロレスが子供の頃から好きだった彼であれば尚更である。

そして今年・・・N-1を体感し、N-1とは何たるものかを生の情報を身体に刻み込んだのだから、耐性を得て昨年以上の高いポテンシャルを引き出して来るのは間違いない。
ただ、NOAHの戦い、リズムに慣れて来たというのは利点でもあるが、短所にもなり得る。
器用で相手の動きに対応出来る彼だからこそ、NOAHの戦いのリズムに馴染んでいる事から、ついつい相手のリズムに順応してしまうというリスクもあるからだ。
生物には環境適応能力があり、それぞれの生息・生育環境に対し適した性質を持っている。

同じ種の生物が、生息する環境により、体の色の変化が見られたりするのもその能力のひとつと言えよう。
彼から感じる向上心からすると、自分自身の価値を発信したN-1という舞台を大切にし、勿論持ち合わせている器用さを勝利へと繋げる方向に進化して行くことと思っているが、「順応」ではなく「対策」「対処」を彼の頭脳と身体能力を駆使して「対応」すれば、昨年以上のサプライズが起こりそうだ。

NOAHのリングという三次元空間に現れた、彫刻の身体を持つ視覚芸術ジャック・モリス。
自らを厳しく刻む為に手にしている彫刻刀が、精神までをも剣のように鋭く研ぎあげ、キレッキレのジャック・モリス選手を目の当たりにする瞬間はすぐそこまで来ている。

by彰俊

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