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◆勝手に彰俊的下馬前評判!! vol.2 プロレスリング・ノア 齋藤彰俊

「ハイブリッドで研ぎ澄まされた肉体と精神は空気空間までをも変えるパンクラチオン。船木誠勝」

食事や戦い方までストイックに行い、そのストイックさから試合中に表情から現時点での心理を読むことも難しく、常に冷静で、初めの行動はその先にある5手から10手に狙いがあったかのように全く無駄なく流れていく。

初動が少なく、限りなく小さな動きで大きなダメージを与えるキックとグランドテクニックは、瞬時に相手のパーソナルスペースへと入っていける、そう、時間と共に物質界を成立させる基礎形式である空間をリードするinvaderなのだ。

スナップを利かせて威力を増させるキックは、膝の角度も少ないので、軌道に変化がなく蹴り種が読みにくいうえにスピードも速くなるので相手は対応に時差が出てしまう。

グランドの際、手の動きもさることながら、相手に良いポジションを取らせないように膝によるスペースの作り方や誘導等のコントロールの仕方は必見。

ファーストコンタクト又はセカンドコンタクト等、対戦相手とスペースがある時にコンタクトするまでに目に見えない触覚が動いているので、見る事は出来ないだろうが感じて欲しい所でもある。(試合を集中して見ていると、あれっコレの事かなと感じれる時があると思います。電波や紫外線等、目に見える物だけが現実ではないので、そのようなものも感じながら試合が見れると楽しみが倍増するかもしれません。)

脳内はチェスを行っているような完璧なるスナイパーの巧みなる組み立てに、逃げ道を全て閉ざされてしまい気付かぬうちにチェックメイトを宣告されることだろう。

対戦相手は対応するにあたって、リズムやスペースをミラーリングしない事が大事であり、いかに察知されないように大技に持って行ける流れを作れるかが勝負の分かれ道になるのかもしれない。

他の選手と一線を画す格闘家の一瞬を瞬きせず見て欲しい。


プロレスリング・ノア
齋藤彰俊

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