N-1 VICTORY 2022 完走 プロレスリング・ノア武田
8月11日横浜武道館の開幕が遥か昔に感じるほどリーグ戦が進めば進むほど濃いシリーズとなった2022年のN-1 VICTORYが終了しました。
公式戦全56試合の全てを現場で見ましたが全てが熱い試合でリーグ戦の途中は集客に苦戦した会場も多々ありましたが全ては決勝大阪エディオンにつながっていたと思います。
全参加選手の思いを背負ってたのか負けた選手のことは関係なかったのかは当人のみぞ知るところとなりますが、凄まじい戦いで幕を閉じました。そこには試合も会場の雰囲気も全てが揃った空間が存在していたと思います。
仮にグレート・ムタの力があったとしてもムタが上がりたい団体として選ばれたこともノアの実力だと思いますしムタを見にきた人へもムタ以外に響いた戦いがあったのは間違いないと思います。
お目当てを見にきて他にも注目選手を見つけてその団体のファンになることはある意味理想の形です。今年の1.8横浜アリーナ以降にはSNS全般増えましたし今後は集客にまで市場を広げていけたらいいなと思っております。
選手バス・新幹線・リングトラック・グッズトラック・音響チーム車両とみんなバラバラの日程で移動するのですが久々のロング巡業を経験しました。
私は音響車両で8.11開幕翌日に大阪へ移動、大阪大会翌日に広島へ、広島大会終わりに大阪まで走り翌日に大阪から仙台まで走りました。
仙台は試合後に夜東京まで走りました。
そして後楽園２日間を終えて１週間空けて名古屋へ、名古屋は試合後東京まで走り翌日は川崎大会でした。
そして決勝までの間のプロモーションを終えていよいよ決勝の地大阪へ。
とにかく動きに動いた１ヶ月弱でした。
そしてN-1は終わってもまだまだ興行は続きます。
後楽園にラジアントにNイノベーションと続き、またまた名古屋の地へ会場は変わりノアではかなりの久々となる愛知県体育館（ドルフィンズアリーナ）でのGHC選手権試合となります。
N-1巡業中に残念ながら若い営業社員が退職したり選手の怪我などもあり全てがよい事ばかりではありませんでしたが、しかし決勝エディオンに続いて愛知ドルフィンズアリーナも売れ行き好調で、チケットが売れる＝団体を存続させていくというのがやはりフロント陣の使命でもありリング上では今TOPにいる選手の使命であり先輩や先人への最大の恩返しであるはずです。
大きな大会はまだまだ続きます。
9月ドルフィンズアリーナに10月有明アリーナに2023年1月には横浜アリーナでムタFINALがすでに発表され、2月には東京ドーム武藤引退が発表されました。
しかしこの規模の大会にプライオリティーがある中で、後楽園や新宿をしっかりと入れていく実力が大事ですし、一度初心にかえり新木場からやり直すのもありかもしれません。
（キャパが小さいから簡単ということは興行の世界では全くなく規模に応じて全てがユーザーファーストでありどんな会場でも満員にするということの苦労は変わりないです）
この2年半に大きくお客さまの層は変わりました。
ずっと応援頂いてる方・去った方・新しい方に、配信で観戦頂いてる方など様々ですが、声援も会場により再開しもう最悪の状況は明けたと宣言してここからはパンデミック中にチャレンジしたことを全て生かして未来を見せていくことしか考えていません。
ノアの内外選手層の今のバランスは最高だと自負しています、だからこそ今からが失った2年半を取り戻す最大のチャンスです。そこに武藤さんの引退イヤーが重なったことにノアの未来への後押しをしてくれているような運命を感じます。
そして昨日遂に武藤さんの引退大会の詳細が発表されました。
場所は東京ドームになります。
日時は2月21日(火)17時開始です。
少し早い開始となりますが仕事で遅れてきても楽しめる構成にしたいと思います。
他にも今週は大事な大会の会見ラッシュとなります。全てがプレッシャーとチャレンジの連続の発表ですがレスラーもフロントも前向きに楽しんで乗り越えていき、お客様と共にノアの未来へと驀進して行きましょう！！（驀進とはまっしぐらに進むこと）
プロレスリング・ノア
武田
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