見出し画像

【週刊パズドラノート - 第37回目】シンクロ覚醒の悪口!?

おはようございます。のあです。
今週の週刊パズドラノートのお時間です。



1.非ガチャ限を使った新機能が発表されましたが…

公式から次回アップデートの開発情報が発表され、そこで待ちに待った非ガチャ限を使った新機能についての発表もありました。

・新機能「シンクロ覚醒」

詳しくは以下公式動画で説明がなされています。


公式動画 2:01 より


公式動画 2:24 より


公式動画 2:49 より


公式動画 3:15 より


公式動画 4:37 より

上記のスクショを見るのが分かりやすいです。
つまり、変身キャラ(変身前・変身後どちらも)に新しく覚醒を1つ付けることができ、その解放には特定の非ガチャ限をLv.120(限凸できない場合はLv.99)&スキルマ相当まで上げる必要があります。非ガチャ限を育成することが条件で、シンクロ覚醒を解放させても解放条件の非ガチャ限は消えません。
以前にムラコさん&ダイケが匂わせていた、歴龍シリーズを育成して待っててくださいというのはこの新機能のためです。

ただし、このシンクロ覚醒ですが賛否あるようで、現在主にX(旧:Twitter)にて議論がなされています。今回はこのシンクロ覚醒について書いていきたいと思います。



・シンクロ覚醒について思ったこと

私としてはこのシンクロ覚醒、不安要素がかなり多いと思っています。非ガチャ限を日頃から確保している人からしたら何てことは無いですが、現代パズドラでは非ガチャ限を進んで取りに行く人はそこまで多くはないように見えます。そんな中無理やりシンクロ覚醒で取りに行かせるのは負担が大きそうです。

色々思うところがあるので、書き出していきます。


・懸案点1:得られる恩恵と必要な素材のバランスが考えられているか怪しい

これが一番のポイントです。
今回のシンクロ覚醒、いわゆる「変身キャラに付けられる1択の超覚醒」のようなものなので、得られる恩恵としては超覚醒と同じく覚醒1つ分となります。であれば超覚醒と同程度の素材消費であるべきだと考えるのが自然ですが、シンクロ覚醒のほうが明らかに素材消費量が多いです。
現代パズドラではLv.120非変身とLv.99変身後が同程度のステータスになるように調整されているため、非変身と変身でなるべく格差が出ないように調整されていると捉えられます。超覚醒とシンクロ覚醒で素材消費量は揃えるべきではないでしょうか。

念のため、超覚醒とシンクロ覚醒で素材消費量の差分を比較してみます。
超覚醒に使う素材(+ポイント、たまドラ)およびシンクロ覚醒に使う素材(スパノエ、ピィ)を闘技場ダンジョンで取った場合に、各種素材をスタミナ1で取れる量が以下となります。各種素材は最も効率の良いダンジョンで取ったとします。

+ポイントは裏魔廊、たまドラとスパノエは裏万寿、ピィは裏千手
全てソロで行った場合を仮定します。

上記のスタミナ1で取れる量をもとに、超覚醒とシンクロ覚醒をするのに必要なスタミナを計算した結果が以下となります。

明らかにシンクロ覚醒の方が負担が大きいことが分かります。
超覚醒は択数が増えると必要スタミナも比例して増えていきますが、シンクロ覚醒(ファスカ)の必要スタミナを上回る超覚醒の択数は16択、シンクロ覚醒(トウカ)の必要スタミナを上回る超覚醒の択数は48択なので、今後ここまで増える可能性は低いでしょう。故に負担量は シンクロ覚醒 > 超覚醒 と言って良いと思います。

負担量がシンクロ覚醒の方が大きいことについて、何か意図があってやっている可能性があるか考えてみましたが特に出てこなかったので、「単に非ガチャ限を作らせたいだけでそれ以外は何も考えていない」のでしょう。もし意図があって負担量をあえて増やしているのであればその旨はきちんと運営さんが説明すべきです。


X(旧:Twitter)にて「ピィ80体も出せないやつは甘え」みたいな意見も見られましたが、私はそうは思いませんし、おそらく甘えか否かの話ではない気がします。
参考までに、私が持っているピィとスパノエの数を貼っておきます。

左のアカウントから火水木光闇虹の順に、
1036-1058-1035-1020-1006-1170
1120-1086-1127-1100-1039-1529
1069-1078-1094-1093-1093-1195
でした。

これくらい持っている私の判断としては、「シンクロ覚醒に使うピィとスパノエは高い」です。というのも、私がこれくらい素材を抱えている理由が「好きなキャラの一面をなるべく負担をかけずに作りたい」なのである種自分のプレイスタイルのためであります。決して、得られる恩恵と必要な素材のバランスすらろくに考えられない運営さんの自己満(笑)のために素材を取っているわけではありません。なので、きちんとバランスを考えた上での判断であれば「お、良いね!」になりますし、ろくに考えてなさそうに見えるバランスで上がってきた案については素材を少し下げたくらいではずっと「高い」のままです。



・懸案点2:解放条件となる非ガチャ限側の恩恵があまりない

シンクロ覚醒のほうが負担が大きいとしても、その代わり解放条件となる非ガチャ限が相応に強くなれば「強い非ガチャ限を作ったら非ガチャ限大活躍のついでにシンクロ覚醒もできる!!」とハッピーになれるかもしれません。

では、今回のシンクロ覚醒の影響で強くなった非ガチャ限を見ていきましょう。

公式サイトより
(https://pad.gungho.jp/member/adjust/2405_2/)

以上の6キャラです。が、主に覚醒と限凸と超覚醒の追加であり、スキルとリーダースキルのテコ入れはありませんでした。

うおおおおお1T吸収無効22T!!!

ヘラ系統(特に神王妃ヘラ)のスキルに下手に処理を増やしたら暴動が起きるので敢えて手を入れなかった可能性があります。ウルズは過去の周回編成で火花火+ゼヘラ+学園ウルズ武器で強化火花火を作りながら50%超根性を割るという使用実績があるので、それがアシスト無効状態でもしやすくなったと考えれば今回の上方修正に意味はあります。
が、これはあくまで周回に詳しい方なら分かる話であり、そこまで分からない人視点ではまず使う場面はないでしょう。場合によっては「シンクロ覚醒のために限凸増やして負担上げただけでは…??」と考えている人もいるかもしれません。

なので、シンクロ覚醒をさせても解放条件の非ガチャ限的に嬉しいことが少なく、解放条件の非ガチャ限は渋々育てざるを得ない只の枷となる場合が多いです。



・懸案点3:非常設のアイテムをガチャ限の素材に使うのは良くないことが過去に証明されている

酒イベのトウカとクロトビについてですが、解放条件にクロキレイリュウとシロキセイリュウを使うことが分かっています。

公式動画 5:24 より

クロキレイリュウとシロキセイリュウは酒イベ期間中のみ降臨するキャラであり、期間外では取れません。もしトウカとクロトビを最終日ギリギリあたりで確保して「ならクロキ or シロキを取りに行くか!!」となっても間に合わない可能性があります。クロキレイリュウとシロキセイリュウを取れなかった場合は当然シンクロ覚醒はできないので、次の酒イベまで待つことになります。
最終日ギリギリ確保でなくても、とりあえず取って放置→称号チャレンジで使うことが発覚したがシンクロ覚醒ができず断念… みたいなことは確実に起こり得ます。

せっかく母体を持っているのに、素材が無くて進化(強化)できないパターン…
デジャヴですね。この辺り。

季節素材、季節降臨希石、高難易度勝てないと取れない希石、エディットモードの素材などなど…

これまでにクソほど良くないって言われてきて、フェス限希石をゲリラに置いたり季節素材を完全常設にしたのにその反省を全く活かしていません!!それでどうしてヨシ!!してしまったのか。

酒イベ期間中はシロキセイリュウ降臨が来てますしパネラとヴォルスーン降臨も来ていますが、おそらく酒イベが終わったときに

「クロキレイリュウってどこで取れますか?もしかして今は無理?」
「クロトビのシンクロ覚醒に使うヴォルスーンってどこで落ちますか?」

って言う人、間違いなく出てきます。断言しても良いです。


ちなみに、新大魔女のシンクロ覚醒に使うヘラ系統やクロトビのシンクロ覚醒に使うヴォルスーンについても完全常設かと言われると少し怪しいです。ウルズ、イース、ベオーク、ソエルはテクダンの極限ヘララッシュ、ヴォルスーンはテクダンの特殊降臨ラッシュで落ちるのですが。

この「極限ヘララッシュ」「特殊降臨ラッシュ」は、予めスペダンの降臨(不定期に来るやつ)をクリアしていないと挑むことができません。未開放の人は、結局これら降臨が来るのを待たなければいけません。

パズパスを買えばいつでも挑めますが…そのためには980円を払う必要があるので結局負担が大きいです。いつ来るか分からない降臨を待ち続けるストレスを取るか、代わりに980円を払うか、諦めるかの3択になったときに「諦める」以外を選べる人は果たしてどのくらいいるのでしょうか。

余談です。新大魔女のシンクロ覚醒の解放条件となっている歴龍の進化に「カクテリット」を使用しますが、これは金曜ダンジョンで落ちるようになっておりパズバトでも取れます。そのため常設になったと言って良いと思いますが、金曜ダンジョンで落ちるようになったことを知らなかった人も多かったようです。



・懸案点4:シンクロ覚醒=必須となる可能性が高いため、避けて進むことが難しい

極論、シンクロ覚醒をやらなければ今までの懸案点は無かったことになります。しかし、おそらく現代パズドラの状況を見るとシンクロ覚醒は必須となる可能性が高いと考えています。
というのも、Lv.上げ、スキル上げ、覚醒、潜在覚醒、超覚醒、アシスト全てを完璧にしないと闘技場系のダンジョンに勝つのは難しいでしょう。闘技場系のダンジョン以外ならある程度サボれる可能性もありますが、私がよく編成を作っている「(クエダン系の)普段使い編成」の視点では運よくサボれても限界突破くらいです。

また、基本的にキャラ評価をする際は覚醒や超覚醒、スキル、リーダースキル等満遍なく見た上で行われるため、今後シンクロ覚醒ありきでキャラ評価がされる可能性は非常に高いです。そのため、「シンクロ覚醒できたら良いね」くらいで考えてしまうと変身キャラの存在価値が落ちることになり、上方修正されても雑魚扱いされキャラ確保に繋がる可能性も下がります。



まとめ

ということで、今回は新機能「シンクロ覚醒」について思うことを色々書いてみました。発表時点であまり良い評価には見えなかったので、おそらく今後素材量の緩和等あるかもしれません。今後の動きに期待したいところです。

※良い子は情報が完全に出てから(メンテ以降に)作り始めましょう。
今慌てて作って、仮に素材量が緩和されたら損なので。

【おまけ】イベントの再アナウンス

今週は再アナウンスが結構多いです。

GWチャレンジが5/19(日) 23:59まで

GWチャレンジの攻略例は以下記事を参考にするとよいでしょう。


ランダン「ハトホル杯」が5/19(日) 23:59まで

もしクリアだけする場合は、王冠圏内編成をパクってクリアしたほうが楽だと思います。それくらい普段使い編成でのクリアは大変です。


酒イベこと「歴世の杯と神創の雫」が5/24(金) 9:59まで

先ほどのシンクロ覚醒に伴い、シロキセイリュウとクロキレイリュウの確保はしておくことをオススメします。クロキレイリュウが欲しい場合は究極進化後のラガヴーリン(育成状況不問)を入れてシロキセイリュウ降臨に行ってください。


また、公式曰く5/22(水)予定でメンテがあるとのことです。おそらく12時間メンテになると思いますので注意しておきましょう。


今回は以上となります。
次回の週刊パズドラノートは5/25(土)の投稿を予定しています。

また、今までの週刊パズドラノートはこちらから閲覧できます。
よろしければご覧ください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?