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【週刊パズドラノート - 第38回目】よくわかるかもしれない無言殴りについて

おはようございます。のあです。
今週の週刊パズドラノートのお時間です。



1.よくわかるかもしれない無言殴りについて

5月のクエダン15をやっていたら謎の無言殴りでやられたので、今回は無言殴りについて解説する回とします。

Q.無言殴りは何故起こるのか?

敵が使おうとしたスキルを何らかしらの理由で使えなかったときに起こる場合があります。

場合があると書いたのは、何らかしらの理由でスキルが使えない=無言殴りとは限らないからです。以下の例を見てみましょう。

パズドラ非公式wikiより
(https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/21711.html)

これは裏列界のB14に登場する石田光成さんの行動の一部を抽出したものです。彼はリダチェンしていない場合はリダチェンを使ってきますが、既にリダチェンをしている場合はスキル遅延からのクソデカダメージ(当時基準)となっています。
リダチェン済みの場合の敵リダチェンは無言殴りになる場合が多いですが、あくまで多いだけであり、石田光成さんみたいに無言殴りにならない例外も存在します。

このように、特定のケースを想定した分岐行動が作られている場合は無言殴りになりません。無言殴りは「何らかしらの理由でスキルが使えないケースを想定せず、敵に分岐行動が作られていない場合」に発生することになりそうです。


Q.無言殴り時の攻撃力はどう設定されてる?

敵に設定されているベース攻撃力が無言殴り時の攻撃力です。

ベース攻撃力とは何ぞや?ということですが、分かりやすく言うとノマダンで敵がスキルを使わずに殴ってくるときの攻撃力です。(※特に呼び名も決まっていないので、ベース攻撃力というワードは今適当に決めました。)

以下画像の、赤い部分がベース攻撃力となります。
古代パズドラの民向けに言うと、「仮面は動いたら9999で殴ってくるからベース攻撃力は9999」と言えば伝わるかもしれません。とはいえ、敵毎にHPとベース攻撃力と防御力が設定されているのは現代パズドラでも同じです。

パズドラ非公式wikiより
(https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/367.html)

ただし、テクダンではベース攻撃力を基準に攻撃力に緩急を付けられるようになっています。以下の例を見てみましょう。

ちょうど話題になっている新千手に10秒で出オチした例です。
新千手では、1Fに登場する敵全員のベース攻撃力は77万となっています。ただし、1Fで先制ダメージを与えたいからといってベース攻撃力のダメージそのままで殴ったら全パーティが死にます。そのため、新千手の1Fに登場する敵の行動に「先制で与えるダメージはベース攻撃力の3%(23100)」と設定されています。これで1Fの3人が先制行動しても69300なので良い感じに足切りができるということです。

このように、スキルで与えるダメージはベース攻撃力を基準に緩急が付けられるということです。攻撃力を下げるだけでなく上げることも可能で、例えば「発狂はベース攻撃力の10倍のダメージ×5連続」「50%超根性を踏んだ時の行動はベース攻撃力の2倍のダメージ」というのは割と良くあります。

ただし、無言殴り時は問答無用でベース攻撃力と同じダメージで殴ることになるため、ベース攻撃力とスキルによる倍率の設定次第では無言殴りが凶悪になる場合も存在します。以下の例を見てみましょう。

パズドラ非公式wikiより
(https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/21434.html)

このお方は壊滅極限コロシアム - 星壊の滅翼のB18に登場するオデュッセウスさんです。このお方はスキル使用時のダメージがベース攻撃力の40%に設定されているキャラですので、先制の回復力半減が無言殴りになると(スキル使用時の攻撃力基準で)2.5倍のダメージが飛んできます。このダンジョンは回復力減少が頻繁に飛んでくる上、当時の環境で202500ダメージを耐えるのは相当無理があったので「回復力減少を返せないと死」でした。


無言殴りが発生するケース

ざっと思いつく限りで書いてみました。先ほど書いた通り特定のケースを想定した分岐行動が作られている場合は無言殴りにならないため、ここに書いたことが必ず無言殴りになるとは限りません。

  • 全体攻撃力減少をしようとしたが、既に全体攻撃力減少がかかっていた

  • 回復力減少をしようとしたが、既に回復力減少がかかっていた

  • 操作時間短縮をしようとしたが、既に操作時間短縮がかかっていた

  • アシスト無効をしようとしたが、アシストが何も付いていなかった

  • 盤面サイズを変更しようとしたが、既にそのサイズだった(例:6×5盤面で敵が6×5盤面化を使用)

  • 虚無をかけようとしたが、こちらにバフが何もかかっていなかった

  • 覚醒無効をしようとしたが、既に覚醒無効だった

  • マイティを貼ろうとしたが、既にマイティ状態だった(※ロックスの行動がわかりやすいかもしれません、詳しくは調べてみてください)

  • 敵側の攻撃力を上げようとしたが、既に上がっていた

  • 盤面ロックをしようとしたが、対象の色が全部ロックされていた

  • 特定色を変換しようとしたが、その色が無かった

  • リダチェンをしようとしたが、既にリダチェン済みだった or LSが太鼓の音が鳴るものだった

私が無言殴りで負けたケースは、「操作時間短縮をしようとしたが、既に操作時間短縮がかかっていた」でした。5月のクエダン15は操作時間短縮が大量に飛んでくるため、この無言殴りを踏んで負けるケースは十分考えられます。これを想定した上でのダンジョン設計なのか、はたまた何も考えていないのか。

敢えて無言殴りにしているケースもあります。以下のゼヘラさんが一例です。ゼヘラさんはHP10%以下で95%グラビティ+HP50%回復を使用しますが、こちらのHPがゼヘラのベース攻撃力(51)以下の場合はHP50%回復をせずに無言殴りをしてきます。回復せずにずっと根性まで殴り続けると負けるケースを作っているのです。

パズドラ非公式wikiより
(https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/7584.html)

また、裏魔郎の赤ゴブリンは通常行動に攻撃力アップがありますが、こちらのHPが一定値以下だと無言殴りになる場合があります。ただしこの無言殴りをするかどうかは完全ランダムとなっています。
ここまでくると、もはや謎です。

パズドラ非公式wikiより
(https://w.atwiki.jp/pazdra/pages/21778.html)


まとめ

  • 無言殴りは、敵が使おうとしたスキルを何らかしらの理由で使えなかったときに起こる場合がある。何かしらの理由時の行動分岐が敵に組み込まれている場合は無言殴りにならない。

  • 無言殴り時の攻撃力は、敵毎に設定されているベース攻撃力と同じ値となる。敵のスキル使用時の攻撃力補正次第では無言殴りが致命傷になる場合がある。

  • 無言殴りが起こるケースは様々。場合によっては同じケースを再現しても発生するか完全ランダムというしょうもないケースもある。

  • 無言殴りによる死を完全に防ぐのは不可能。ただし、こちらのデバフをさらにかけようとして発生するケースが多いので、可能な限りデバフは返すことを心掛けると良い。



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今回は以上となります。
次回の週刊パズドラノートは6/8(土)の投稿を予定しています。

また、今までの週刊パズドラノートはこちらから閲覧できます。
よろしければご覧ください。


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