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Void Linux のxtermの設定


void linuxのxtermのデフォルトは白地の背景に黒の文字となっていて、ずっとみていると目が疲れるし文字量が増えるとかなり文字が読みづらいので、背景を黒、文字を白に変更、フォントも崩れた感じでバランスが変なので、フォントも好みに変更します。

この記事は、はじめてi3やspectrwmを使い、xtermの設定をとりあえず最小限、変更したい人におすすめの内容かもです。

xtermの設定内容

・背景を黒、文字を白にする

・文字のサイズとフォントを任意のものに変更する

・文字の行間を調整する

・fontの大きさを設定


以上の4つだけを設定します。フォントがかっこよくなって背景黒に文字白になるだけでも激変します。


フォントサイズについては、僕の場合、フォントサイズは4Kディスプレイなので1文字が1mmも無いくらいめっちゃ小さく見えてしまったので、フォントサイズを大きくすることでxtermのスケーリング対応していることになります。

scalingはi3やspectrwmはアプリやブラウザ単位で設定ファイルを自分で書いてスケーリングしていかないといけないので、この辺はまた記事にしたいと思います。

行間については、文字間が間延びして見えるなどバランスが悪かったら書くといいかと思います。

フォントの大きさについては、正直調べたけど分からなかったですがとりあえず書いています。設定をいろいろ変えてみたけど変化が見られなかった気がしたので、この設定ももしかしたらいらないかもです。でもarch wikiの説明には書かれていたのでとりあえず書いておきました。


xtermの設定内容を書くファイルを作成

xtermは ~/.Xresources

に設定内容を書くのでファイルを作成

$ touch ~/.Xresources
$ vim ~/.Xresources

設定内容は下記

xterm*faceName:Hack Regular Nerd Font Complete:size=18:antialias=false
xterm*font:8x13
xterm*scaleHeight:1.05
xterm*reverseVideo:on

1行め:
fontの種類とsize、アンチエイリアス(antialias)を無効に設定。

アンチエイリアスについて軽く調べたところ、おそらくxterm以外にも対応できるアプリやブラウザにもこのファイルでの設定の文字の種類を対応させる設定みたいです。

僕の環境ではfalseにすることで、chromiumウェブブラウザにも文字の変更が適用されました。


2行め:
fontの大きさみたいだけど、前述の通り、サイズとの違いなどよく分からないですがarch wikiの通り設定しておいてます。


3行め:
行間を0.90-1.50の間で変更できる。

1より大きいと行間が広がり、1より小さいと行間が狭くなります。


4行め:
デフォルトの背景白に黒文字を反転させることで背景を黒、文字を白にできる。圧倒的に見やすい。解像度高いディスプレイだと見やすさが顕著になります。


好きなフォントを設定する方法

.Xresourceファイルの1行めのフォントの種類を選ぶ方法

$ ls /usr/share/fonts/

に自分でインストールしたフォントが表示される。

僕の場合、NerdFontsというフォントをインストールしました。ダウンロードサイズが大きいのでだいぶ時間がかかったけど、よさげな見た目なので、インストールしてよかった。


//僕の場合
$ ls /usr/share/fonts/NerdFonts/ttf

ズラーっとフォント種が表示されるので、好みのフォント名を確認しておく。

フォント名はファイルの拡張子より前の部分。

Hack Regular Nerd Font Complete.ttfというファイル名の場合、.ttfを取り除いた部分。これを1行めのところに書きます。


.Xresourcesファイルの内容をxtermに反映させる


$ xrdb -merge ~/.Xresources

このコマンドで現在の設定にマージされ変更がxtermに反映される。

ー>pc再起動をかけると反映されます。

補足


$ man xterm

でxtermのマニュアルがみれます。

manコマンドが無い場合はmanコマンドをインストール後見れるようになります。

arch wiki


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