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【大阪杯コラム】今年は先行馬に有利な馬場で行われる大阪杯


前書き

私、競馬予想家 ノアの予想記事を初めてご覧になる方は、下記リンクより予想法解説を事前にご一読頂くことをお薦めしております。


馬場考察

先週の阪神芝コースは降雨の影響もあり、JRAの馬場発表は重。
しかし、馬場コンデションは良好で土曜日に行われたG3毎日杯は走破時計・上り3ハロン共に平均より速いトラックゾーン(TZ)【A】での決着となりました。
加えて、今週は天気も晴れで開催当日を迎えられそうで、Bコース替わり初週でもありますので、まず間違いなく先週以上の高速馬場(TZ【A】)になると予想しています。

1:46.7-34.7(平均走破時計-平均上り3ハロン)


G1昇格後(2017年~)の大阪杯がTZ【A】で決着したのは2018年、2020年。TZ【C】で決着したのが2022年、2023年。
2021年以降の大阪杯は京都競馬場の改修によって阪神競馬場でのレースが多く、荒れた馬場コンデションでの開催。他年度と比較すると上りがかかりやすかったことを考慮すると直近2年の馬場も2018年、2020年と共に今年の類似馬場として参考にできると判断しています。

1:59.1-35.2(平均走破時計-平均上り3ハロン)

2018、2020、2022、2023年の4年間の大阪杯で馬券になった計12頭のうち8頭、連対した8頭のうち6頭は1コーナーを5番手以内で通過。
また、今年に入ってから阪神芝2,000mで行われた古馬混合戦(3レース)では3着以内に好走した9頭のうち7頭は1コーナーを5番手以内で通過。

高速馬場で行われる大阪杯、そして今開催の阪神芝傾向からも、今年の大阪杯は先行馬に有利な前残り馬場になる可能性が高いと予想しています。

まとめ
①想定トラックゾーンは【A】(高速馬場)
②先行馬に有利な前残り馬場になる可能性が高い

血統考察

高速馬場で行われるG1大阪杯では、父か母父に米国血統を内包する馬が有利。

2018年は勝ち馬スワーヴリチャードが母父にアンブライドルドソングで米国血統を内包。3着のアルアインも母父に米国血統を内包。
2020年も勝ち馬ラッキーライラックと3着ダノンキングリーが母父に米国血統を内包。
2022年に関しては該当馬が1〜3着を独占。2023年も勝ち馬ジャックドールの母父がスワーヴリチャードと同じアンブライドルドソング、2着のスターズオンアースの母父も米国血統。

小回りなコース形態&前有利な傾向から、直線での瞬発力<スタートからの加速力とスピードの持続力が問われやすく、米国血統を内包するか否かが大きく適性を分けるレース。

今年の出走予定馬のうち父か母父に米国血統を内包する馬は以下の通り。

・ジオグリフ(父米国血統)
・スタニングローズ(母父米国血統)
・ハヤヤッコ(母父米国血統)
・バビット(母父米国血統)
・キラーアビリティ(母父米国血統)
・ファルコンビーク(母父米国血統)
・プラダリア(母父米国血統)
・ハーパー(母父米国血統)

まとめ
①父か母父に米国血統を持つ馬に注目!

週中時点での注目馬

枠順確定前の週中時点での注目馬はハーパーです。

前走有馬記念はTZ【A】の高速馬場で9着という結果でしたがメンバーレベルとこの馬自身秋3戦目だったということを考えると0.7秒差であれば気にする必要はないと思ってます。同じくTZ【A】で行われた2走前のエリザベス女王杯では3着に好走しており、内有利の馬場バイアスがあったとはいえ、評価できる内容でした。

今年の登録馬を見る限り、人気馬含め差し馬が多い印象ですので、この馬が前目のポジションから先行できそうな点も高評価できます。

血統的には、母のセレスタがエーピーインディ系×ミスプロ系の配合で米国血統が凝縮されてますので今年の大阪杯への適性は相当に高いと思っています。

最後に、ここまで本記事をご覧頂きまして本当にありがとうございました。

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