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【桜花賞コラム】直線での瞬発力が問われる桜花賞
前書き
私、競馬予想家 ノアの予想記事を初めてご覧になる方は、下記リンクより予想法解説を事前にご一読頂くことをお薦めしております。
馬場考察
先週のG1大阪杯は【1:58.2-35.0】という決着時計。レース平均が【1:59.1-35.2】ですので走破時計、上り3ハロン共に平均より速い決着となりました。これは当ブログでも事前に予想した通りの結果で、今の阪神競馬場芝コースの状態が軽い馬場コンディションであると言えます。
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今週はレース当日の7日(日)まで阪神競馬場付近に雨予報はなし。引き続き高速馬場(トラックゾーン(TZ)【A】)で桜花賞も開催されると予想します。
過去10年間の桜花賞のうち、TZ【A】で決着したのは2016、2018、2019、2021、2022、2023年。
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TZ【A】で開催された6回(2016、2018、2019、2021、2022、2023年)では上り1位を出した馬が3勝、2着2回。連対した12頭のうち7頭が上り3位以内。3着内に好走した18頭のうち16頭が上り5位以内。
また、3着以内に好走した18頭のうち9頭は5枠より外。
走破時計、上り3ハロン共に速い時計が出る桜花賞では瞬発力のある差し馬とスピードに乗せやすい外枠が有利。
まとめ
①想定トラックゾーンは【A】(高速馬場)
②瞬発力のある差し馬、外枠有利になる可能性が高い
血統考察
直線の長い根幹距離(400mで割り切れる距離)で行われる桜花賞では、日本の主流血統であるディープインパクトやハーツクライ、ドゥラメンテを持つ馬が有利。
昨年&一昨年の勝ち馬の父は共にドゥラメンテ。昨年の3着馬は母父にハーツクライ。一昨年の2,3着馬はディープインパクトの孫。3年前の2,3着馬もディープインパクトの子と孫。
また人気薄ではスプリント適性に優れたサンデー系種牡馬の産駒にも注目。代表例はミッキーアイル、ダイワメジャー、オルフェーヴルなど。
一昨年3着のナムラクレアは父ミッキーアイル。その後の戦歴からもスプリント適性の高い馬。4年前の2着馬レシステンシアや5年前の2着馬シゲルピンクダイヤ、2017年の勝ち馬レーヌミノルは父ダイワメジャー。2018年2着のラッキーライラックは父オルフェーヴル。
今年の出走予定馬のうち注目血統に該当する馬は以下の通り。
・ワイドラトゥール(母父アグネスタキオン)
・クイーンズウォーク(父キズナ)
・コラソンビート(父スワーヴリチャード、母父オルフェーヴル)
・アスコリピチェーノ(父ダイワメジャー)
・ライトバック(父キズナ)
・マスクオールウィン(母父ハーツクライ)
まとめ
①父か母父に主流血統を持つ馬
②父か母父にスプリント適性の高いサンデー系を持つ馬
週中時点での注目馬
週中時点での注目馬は…アスコリピチェーノです。
前走の阪神JFはレースレコードでトラックゾーン(TZ)は【A】での決着。阪神JFが平均以上の走破時計で決着した年(TZ【A】【C】)は過去10年間で4回(2019、2020、2022、2023年)
2019年の阪神JF勝ち馬レシステンシアは翌2020年の桜花賞でも2着。2020年の1,2着馬は翌2021年の桜花賞でも1,2着。そして2022年も勝ち馬リバティアイランドは翌2023年の桜花賞を勝利。
平均タイム以上の走破時計で決まった阪神JFの好走馬は、世代上位の能力をみせており翌年の桜花賞でも好走する傾向にある。
血統面でも桜花賞の注目血統に該当しており、父はスプリント適性の高いダイワメジャー。母系の血統構成も含めレシステンシアに非常によく似ている。
レシステンシアも阪神JFを優秀なタイムで好走し、翌年の桜花賞でも好走しており桜花賞への適性は非常に高い血統構成。唯一異なるのは馬場コンデション。2020年の桜花賞は重馬場開催でTZも【D】での決着。桜花賞はタフな馬場コンデションになると先行有利な傾向になるためレシステンシアは脚質的にも恵まれていた。
今年は良馬場の高速馬場想定。当時と異なり、差し馬有利の馬場傾向になると予想している点もアスコリピチェーノの脚質と合っています。
それでは、ここまで本記事をご覧頂きまして本当にありがとうございました。
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