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【ヴィクトリアMコラム】今年は逃げ・先行馬に有利な馬場で行われるヴィクトリアマイル


前書き

 私、競馬予想家 ノアの予想記事を初めてご覧になる方は、下記リンクより予想法解説を事前にご一読頂くことをお薦めしております。


馬場考察

 先週のNHKマイルCのトラックゾーン(TZ)は【A】

 同レースの平均走破時計(1:32.7)に対し、実際のタイムは1:32.4、上り3ハロンも平均タイム(34.7)に対し34.1というう高速決着となった。

 事前の予想記事でもTZ【A】での決着になることは予想しており違和感ない結果だったが、想定外だったのはトラックバイアス。勝ったジャンタルマンタルと2着のアスコリピチェーノは最初のコーナーを5番手以内で通過しており、10番人気3着に好走したロジリオンは内枠。高速決着になるNHKマイルCではこれまで「外有利・差し有利」の傾向が強かったなかで「内枠・先行馬」が恵まれる結果となった。

 それほどまでに今開催の東京芝の路盤状態は良く、内を通った先行馬が止まらないということ。加えて今週からはBコース替わり。天気も良好で引き続き高速馬場(TZ【A】)での開催となるのであれば、先週以上に「内有利・先行馬有利」な馬場になる可能性が高い。

■ヴィクトリアM トラックゾーン(TZ)

 2014年以降、TZ【A】で決着したヴィクトリアMは2020年、2021年の2回。

 馬券になった6頭のうち3頭が5枠より内。特に2021年は馬券内を内枠が独占する結果となった。2020年は最初のコーナーを5番手以内で通過した先行馬が連対。

 2020年にはアーモンドアイ、2021年にはグランアレグリアとかなり能力面で抜けていた馬がいたことを考慮すると、2020年に逃げたトロワゼトワル(12番人気123.8倍)が4着、2021年にも最初のコーナーを5番手以内で通過した14番人気176倍のディアンドルが4着に好走しており、前に行った人気薄の激走が目立つ。

 先週の反省と過去の傾向からも今年のヴィクトリアMは「内枠有利・先行馬有利」となる可能性が高く、その前提で推奨馬を挙げていく。

まとめ
①想定トラックゾーンは【A】(高速馬場)
②内枠、先行馬が恵まれる可能性が高い

週中時点での推奨馬

 週中時点での推奨馬は…スタニングローズです。

 前走、G1大阪杯のTZは【A】

 前走大阪杯はジョッキーたちの前有利意識が強かったのか、4コーナー手前で捲って来る馬も多数出たハイペース。外枠からスムーズに競馬をした差し馬に有利なレースで、逃げて目標となったこの馬には非常に厳しい展開となりました。

 それでも着差は0.5秒差と着順ほど負けていないですし、長期休養明けで厳しい競馬を経験したことで今回は楽にマイペースで先行できそうな点も評価できます。

 昨年もヴィクトリアMには出走し大敗していますが、この結果はスタートの出遅れが全てでこの馬の能力で負けたわけではない。前走着順や昨年の結果で人気がないようであれば積極的に買いたい1頭です。

最後に


 今週も最後までご覧頂きありがとうございました。

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