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【皐月賞コラム】欧州血統の末脚が発揮される皐月賞


前書き

私、競馬予想家 ノアの予想記事を初めてご覧になる方は、下記リンクより予想法解説を事前にご一読頂くことをお薦めしております。


馬場考察

先週のG2ニュージーランドTは【1:34.4-35.5】という決着時計。
レース平均が【1:34.1-35.1】ですので走破時計、上り3ハロン共に平均タイムより時計のかかるタフな馬場コンディションでレースが行われました。

先週は時計のかかる馬場(TZ【D】)だった。

しかし先週は稍重の馬場発表。当日は晴れていましたが、前日からの降雨の影響が残る馬場でした。
一方、今週は週中も含め天気は良好で土日は気温も上がる予報。先週よりも馬場状態は改善され走破時計、上り3ハロン共に速い時計の出る軽い馬場コンディション(トラックゾーン(TZ)【A】)になると予想します。

2015年以降の皐月賞のうち、TZ【A】で決着したのは2015、2016、2017、2019年の4回。

1:59.4-35.7(平均走破時計ー平均上り3ハロン)

TZ【A】で開催された4回(2015、2016、2017、2019年)では上り1位を出した馬が2勝、2着1回。連対した8頭のうち6頭が上がり2位以内。3着内に好走した12頭のうち9頭が上り3位以内。瞬発力のある差し馬が有利な傾向。

まとめ
①想定トラックゾーンは【A】(高速馬場)

②瞬発力のある差し馬に注目!

血統考察

軽い馬場コンディションで行われる皐月賞は、サンデー系に欧州血統を配合された血統が有利。

2015年の勝ち馬ドゥラメンテは父に欧州型のキングカメハメハ、母父にサンデーサイレンス。2着のリアルスティールも父にディープインパクト、母系に欧州の名牝ミエスクという配合。

16年の勝ち馬はディープインパクトに欧州型ロベルトという配合。3着馬もディープに欧州型ダンチヒ。

17年は2着ペルシアンナイトの父が欧州血統のハービンジャー。3着ダンビュライトも父ルーラシップ(欧州血統)に母父サンデーサイレンス。

19年の勝ち馬サートゥルナーリアは父が欧州型のロードカナロア。2着のヴェロックスも母父にドイツの名牝モンズン。

今年の出走予定馬のうち注目血統に該当する馬は以下の通り。

①サンライズジパング(キズナ×欧州型ダンチヒ)
③エコロヴァルツ(母父キングカメハメハ)
⑤ミスタージーティー(母父サドラーズウェルズ)
⑨アーバンシック(母父ハービンジャー)
⑩レガレイラ(母父ハービンジャー)
⑪ホウオウプロサンゲ(母父モンズン)
⑬ジャスティンミラノ(キズナ×欧州型ダンチヒ)

まとめ
①サンデー系に欧州血統を配合された血統が有利

週中時点での注目馬

週中時点での注目馬は…レガレイラです。

前走G1ホープフルSは同レースG1昇格以降のレースレコードで当然トラックゾーン(TZ)【A】での決着。
今回の想定トラックゾーンと同じ馬場コンディションで好走しているため、素直に評価できる内容です。

血統面では父にスワーヴリチャード、母父には欧州血統であるハービンジャーを持っており、ディープインパクトと同じ牝系ということで軽い馬場コンディションで行われる皐月賞にはピッタリの血統です。


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