競馬との出会い、血統との出会い。

まえがき

現在、血統入門的なものを書いていまして、そちらはサララボさんに掲載して頂く予定ですが(進捗は芳しくないので、いつになるかわかりません)、こちらではそれをより楽しんでもらえるように私の血統との出会いを書いていきたいと思います。
主に自分語りですが、私を知ってもらわなければ始まらない想いがあるので、面倒でなければ読んでくださると幸いです。

邂逅。

私は父の影響で競馬というものに出会いました。
最初の出会いは幼少期に父に連れられて行った競馬場です。
父は主に馬券を楽しむタイプで、いわゆるギャンブル面での楽しみ方でした。
私は競走馬って綺麗だなぁ、可愛いなぁ、かっこいいなぁ、という感じで最初は見ていたんですよね。

そこからすぐに競馬というものに興味を示したわけではありませんでした。
しかし、土日になるとリビングで競馬中継が流れており、いつも父が楽しそうに競馬を観戦し馬券を買い一喜一憂している姿を見て、「競馬の何が面白いの?」と思うようになりました。
中学生くらいの頃でしょうか、始まりは“大好きな父が夢中になっているものだから“だったかもしれません。

そこから父に色々と教わりながら、競馬という競技を楽しむようになっていきました。
好きな競走馬が出来始めるともう止まらなくなりました。
好きな仔ができるとその仔をもっと知りたい、知って応援したいと思うようになり、血統の道へ踏み入れていくことになりました。
この仔のお父さんはどんな競走馬だったの!?この仔のお母さんはどんな競走馬だったの!?
この仔のお父さんは他のどんな仔のお父さんなの!?この仔の兄弟姉妹はどんな仔なの!?という風にもう興味が止まりません。

発展。

多感な時期の興味関心は際限なく膨らみ、ネットにかじりついて色々と調べ、愛読書は種牡馬事典となるには時間はかかりませんでした。
そこから様々な血統の有識者に傾倒していく事になります。
未成年だった私は当然馬券は買えません。
しかし、競馬と血統の知識はどんどん積み重なっていきます。
父は血統などはからっきしでしたが競馬の話をできる唯一の存在であり、父と一緒に楽しみたいと思ったのがキッカケだったので、私は夢中で父に競馬や血統の話をしていました。

そこで父が言いました「そんなに知識あるんだから予想して教えて」と。
そこから私の競馬と血統の知識の使い道は”レース予想“にベクトルを定める事になります。
父に喜んでもらいたい、もっといっぱい話したい、この原動力は今思うと苛烈なものだったと思います。

継続と転換。

そこで出会ったのが亀谷敬正氏でした。
血統を用いてレース予想をする第一人者であり、パイオニアの一人だと思います。
私にとってのレース予想という観点での血統の用い方の礎を築いたのは亀谷氏です。
亀谷氏は掘って掘って掘り尽くせるくらいに血統知識はありますが、あえて端的に血統を捉えて予想に活かします。
私は血統入門に最適だと思っているのは同氏で、その理由はシンプルだからです。
たった一つの血をトラックバイアスに照合して有効か有害か、それくらいの精査をなさるんですよね。
この血を持ってるからこのトラックこのコースには合うはず、くらいのアプローチの仕方なのでとても分かりやすく、かつ有用です。

そうやってしばらくは競馬予想というベクトルで血統知識を深めていくことになるんですが、一口出資というものを知ってからは少し血統的な知識の活用のベクトルが変わり始めます。
大人になったら競走馬に出資したいと思う様になってからは、競馬予想と競走馬そのものの可能性を精査する為の血統知識を並行して学んでいく事になります。

只今の自分、これからの自分。

そうやって今の私が形成され、未だ変化を続ける今日この頃です。
著名人だけでなくX(旧Twitter)を通じて知り合った一般の血統有識者の方々とも親交を深め、そして知識も感性も深まっていっています。
知らなかった事を教わる事も多いですし、教えてあげられる事も少なからずあったので、ここまでの”好き“に実直に向き合ってきて無駄ではなかったと思えます。
当然、そうやって積み重ねたものの恩恵を一番与えてあげられているのは父ですし、そのキッカケと想いを成就できている事は何より嬉しいですし、大袈裟ですが誇りです。

これからも多くはないかもしれませんが、キッカケと機会を見逃さないようにして、何かしらを発信していけたらなと思います。
長々と自分語りをしてしまいましたが、競馬と血統というものへの私の想いの成り立ちはこういうものなのでした。

あとがき。

今後発信するものは“なるべく端的に”、”なるべく読みやすく“と心掛けていますが、やはり文字だけのものは少なからずストレスを与える場合もあるので…。
だからこそ、私を知ってもらう事が最先決だと思い、今回の記事に至った次第です。
私への興味が、私の発信するものへのストレスを軽減してくれるはずなので、まずは私を知ってください。
そして、多少なりとも共感や好意があったのなら、今後私が発信するものを楽しんでもらえれば幸いです♪

長文、駄文失礼しました。

それでは、皆さん良い競馬ライフを♪
良い一口ライフを♪(*´꒳`*)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?