京サラ 21年産クリアランス対象馬 血統考察。①

どうやらうまく投稿できていたようなので、早速一つ目のちゃんとした記事を♪

これはお友達のミシさん(M石土井さん)とのDMのやりとりのもので、京サラのクリアランス対象馬検討会の配信をしようかと仰っていたので、その時に送りつけたものです。(笑)
ミシさんが投稿したら?と仰ってくださったので早速一頭載せておきます♪
稚拙でお目汚しになるかもしれませんが、読んで貰えれば嬉しいです♪
ではどうぞ♪

①ハニーパイ21

まず一番のストロングポイントは母父サウスヴィグラスとAPインディ系は強固なニックス関係にあるという事。
最も活躍した競走馬はヒカリオーソでロベルト系ですが、半兄であるサトノユニゾンやナリタミニスターの様にAPインディ系との相性も抜群です。

強固なニックス関係にあると書いたものの、そもそもが母父サウスヴィグラスの遺伝力が高く自身の持つ特色を強く打ち出す特性がポイントです。
ダート型のサンデー系やストームキャット系とも相性がいいので、サウスヴィグラス自身の特性を底上げしてくれる種牡馬を好むといえると思います。

ではハニーパイの母系を探っていきましょう。
母母父はアサティスで父のトップサイダーの特色を強く受けた種牡馬。
ウイングアローやスマートボーイを輩出しています。
ハニーパイ自身はサウスヴィグラス産駒でありながらアサティスの持つパワフルで力のいる馬場を好むという影響を受けている様に思います。

その影響にはもう一つ母母母父であるキャタオラ(ネヴァーベンド系)の影響も見られ、キャタオラ産駒も時計を要するような馬場を得意としています。

そういった観点からも当馬の適性は上記の方向性を有していると思われるので、やはり馬格の問題が付き纏います。
軽快なスピードを必要とされる適正下ではサウスヴィグラスの持つ血以外に頼れる面が少なく、かつスイートスポットであるはずのパワフルな馬場に対しての身体的特徴が見れないのはやや不安です。

母系をみるとパーソロン→アローエクスプレス→キャタオラ→アサティス→サウスヴィグラス→カリフォルニアクロームと完全に交互というわけではありませんが、短距離型と中距離型を交配されてきているのも面白いですね。

また、系統的にもパーソロン(ヘロド)、グレイソブリン、ノーザンダンサー、ミスプロ、APインディと異なる系統のそれぞれの系統の中で近しい適性を持つ血を導入してきた点も面白いところです。

最後に父カリフォルニアクロームにも触れておきます。
カリフォルニアクロームはまだ日本では産駒も少なく十分なデータはありませんが、本国アメリカとチリで種牡馬をし、いずれも活躍馬を出せていません。
日本では34戦して2勝、勝ち馬は二頭です。

産駒にみられる特徴としては器用さや柔軟さがなく、同じような競馬しかできません。
血統的にはミスプロを色濃く継いでいるので、その部分で母父サウスヴィグラスをどれくらい刺激して底上げできるかがポイントでしょうか。
ハニーパイとはノーザンダンサーのクロスや牝系クロスも発生しているので、そういう面白みがどこまで影響を及ぼすかですね。
というくらいで、特に触れるべき点は多くないです。

最後に私は出資しなかったんですが、その大きな理由は上記した通り“馬格が足りない”という点と“カリフォルニアクローム”という点です。
血統的にも配合的にもなかなか興味深い一頭ですが、期待がリスクを上回りませんでした。

以上です。

といった感じのものになります。
もう一頭分あるので、また投稿したいと思っています♪
需要があるなら他の対象馬も推敲して記事にしたいとは思いますが、私の余暇があればという事でお約束はできません。_(:3 」∠)_

ではでは、楽しんで頂けたなら幸いです♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?