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ブックカフェに行ってみた【読書】

今日は一日何も予定もなかったので、
神保町ブックセンターにいってみました。
(ブックカフェって、何か出会いがある場所なのかなとの下心もありつつ‥)

◆本に囲まれたカフェで、ホットカフェラテを片手に
私が読んだ本はこれ。
「自転しながら公転する」著:山本文緒

主人公の都(みやこ)と同じくらいの年頃の私。
仕事も恋愛も安心できる将来がイメージできない現状から不安を感じる都に共感しながら読んでいたら、
後半の突然の展開にはぞっとするほど驚かされました。
私だったら、貫一と付き合っていた時間は無駄な時を過ごしてしまったと後悔するほど。
最初からろくな人ではなかったなと思ってしまう。
でも最後に描かれた都の将来には、
他人の目ではなく自分の感情に向き合って
大きな壁を乗り越えたんだなと思った。
いろんな不安は拭えなくても、それに勝る情と覚悟をもって選択できることは本当にすごい。

◆カフェの中は、お喋りしてる人もいれば、私のように一人読書してる人もいて、
bgmも雑音もあるけど、集中できる空間でした。
(残念ながら、出会いはないですが。)

良い雰囲気の中で、読書に集中できる贅沢な時間でした。

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