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バレリーナのトゥーシューズ

こんばんは☺︎
今日はどんな1日でしたか?

今日はバレリーナに欠かせない身体の一部と言っても過言ではないトゥーシューズ=ポワントについてお話しします。

トゥーシューズはつま先で立つ物で
バレエシューズは柔いのでつま先では立ちません。

トゥーシューズはたくさんのメーカー、種類があり、自分で似合うものを探します。

消耗品なのですぐに履き潰してしまいます。

履き潰す期間も人それぞれで、
半年持つ人もいれば1日の人もいます。常に何足も補充してしておく必要があるのです☺︎

私はリハーサルの量によりますが潰れるのが早く1,2週間持たない時が多いです。

私はグリシコ、マヤI を履いています。
トゥーシューズを少しでも長持ちさせるため、そして足に綺麗にフィットして見えるよう加工しています。


完成までの工程✂︎

① ソールを切る(足の形に合わせて)
② ゴムをつける  ( クロスさせるように)
③ 紐をつける ( 足首に巻く紐)
④ つま先部分かがる (安定、破けるの防ぐために)
⑤ その他 ( 大きくて余ってるところは縫う)

①の作業

何層も何層もなってとても頑丈です。なかにはこのソールがプラスチックのポワントもありますがこれは違います。

足の甲の形に沿って綺麗に見える位置でソールを切っています。これまた硬くて力ずくです(笑)
どのくらい層になってるか気になって全部切りましたが本来であれば1番したのソールは切らないです。なのであとで貼り付けました(笑)

次④作業に飛びまーす。

④の工程

人それぞれですが、
私はこのつま先部分をかがることにより安定感が増します。
ただこの作業が1番大変...集中して一周1時間くらいです。(みんなどのくらいかかるんだろう?)

職人さんが時間かけて作ってくださってるので本当に頑丈です。

この作業はとにかく硬くてミシン針の太さを使っても良く折れます。

完成(紐以外)


1日で全部終わらせるのはかなり体力も時間もつかいます。コツコツ毎日パーツごとにしています。

トゥーシューズを作ってくださってる職人さん本当に尊敬しています。ありがとうございます。(この気持ち職人さんに届けー。)


私が今履いているグリシコはロシアメーカーなので

戦争の影響で値段がすごく上がり入荷も頻繁ではなくなっているそうです。ドイツでは一足80~90€でした。

そんなこんなでメーカーかけようかなぁと思っています。またメーカー変われば加工も変わると思いますがその時はその時で☺︎

バレエに少しでも興味もってくれた人がいたらすごく嬉しいなぁ。

これからも大好きなバレエについて発信し続けます。

最後まで読んでくれてありがとうございます🩰

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